テラーノベル
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まだ薄暗い部屋の中で、クロロはソファで横になっていた。
夜遅くまで本を読んでいたせいか、珍しくそのまま眠ってしまったらしい
しばらくして、クラピカが部屋に入ってくる
クラピカ
返事はない
いつもの整った表情とは違って、寝起きのクロロはどこか無防備だった。
髪も少し乱れている
クラピカが近くと、クロロがゆっくり目を開けた
クロロ
クラピカ
クロロはぼんやりとクラピカを見る
クロロ
クラピカ
クロロ
クラピカ
クロロは安心したように目を細める
そして、まだ眠そうなままクラピカの服の袖を軽く掴んだ
クロロ
クラピカ
クロロ
クラピカ
クロロは少し考えるように瞬きをする
クロロ
クラピカ
クラピカが黙る
クロロはそんなクラピカを気にする様子もなく、また目を閉じる
クロロ
クラピカ
クロロ
クラピカ
クラピカが呆れながら隣に座ると、クロロは満足そうに小さく息を吐いた
クロロ
クラピカ
クロロ
その言葉だけ残して、クロロは再び目を閉じた
クラピカ
クラピカがそう呟いた直後
廊下から声がした
団長、起きて
扉が開く
しかし、クロロがクラピカの袖を掴んだまま眠そうにしているのを見た瞬間、団員は固まった。
旅団メンバー
旅団メンバー
旅団メンバー
静かに扉が閉まった
クラピカは思わずため息をつく
クラピカ
眠ったままのクロロが、小さく笑った。
クロロ
その声だけは、やっぱりクラピカに向けたものだった。
コメント
1件
うわあ、すごく良かった…!クロロの寝起きの無防備さと素直さが新鮮で、普段とのギャップにやられました。「君だから」って言えるクロロ、クラピカの前だけの姿なんだろうな。最後の団員の「見なかったことにします」で逃げる感じもツボです(笑)ほっこりするエピソード、ありがとうございます!