突然だが、オレは天馬 司.. 高校生だッ!!!
オレは昔助けた「狐狸」という妖怪と一緒に妖怪を退治しているんだ。
それは今日も妖怪退治に行こうとするッ!!!
司
う’’~んッ...ここら辺に妖怪がいそうなんだがな..
いつの間にか、俺たちはあまり人気のないところにいた
狐
な..なぁあるじ...暗いよォォ
狸
このくらいの暗闇で怯えるんじゃないッ!!(ビクビク)
司
(狸も怯えてるよな....)
おじいさん
む....!?ちょいお前!!!
司
...?何ですか?
おじいさん
ここで何をしているんだ!?早く帰れ!!
司
な...なぬッ!?何故だ!??
おじいさん
もしや..知らないのか!!この町の「伝説」を!!!
司
伝説...?聞いたことありません
おじいさん
え..ええぃ..とにかく、こっちに来るんだ!!ガシッ
(司の腕をつかんで引っ張る)
(司の腕をつかんで引っ張る)
司
ど..どわぁぁ....!!!!
狐
あ、あるじぃぃっ!!!
狸
追うぞ!!!
おじいさん
よし...ここなら大丈夫だ...
司
い..一体...何なんですか....ゼェゼェ
おじいさん
いいか?よくこの話を聞いているんだ
司
は..はい
狸
うわ...これ絶対長くなるタイプだ...
注意 ここから500年前の話になりますが、 流血表現など、少々あります。
おじいさん
今から500年前、ここには小さな村があったんだ
狐
500年前...ざっと言ったら室町後期か...?
おじいさん
そこの村はとても裕福ではなく、人々の性格も釈変してしまうほどだったんだ
狸
かなり大変だったみたいだな
おじいさん
そんなある日...子供が産まれたんだ
おじいさん
その子供は「最初の頃」は両親から暖かくされ、すくすくと育っていったんだ
司
最初....?
おじいさん
あぁ...そうだ最初だけだ
おじいさん
段々と村が貧乏になっていくと、両親も性格が変わっていってしまったんだ
司
そ...そんな
おじいさん
その子供が9歳ほどになった頃から、
飢えのストレスから
両親からの虐待を受けるようになったんだ
飢えのストレスから
両親からの虐待を受けるようになったんだ
狐
自分の子供をストレス発散に使うなんて....
おじいさん
日に日に子供は体が痣だらけになっていき、どんどん体も弱くなっていったんだ
おじいさん
そんなある日...子供は
妖怪が見えるようになったんだ
司
何...!?妖怪が....???
おじいさん
あぁ...しかも見えた妖怪は人々に害を与えるような祟りの妖怪だった
司
そ..それでは...その子供は..
おじいさん
いや...その子供は運よく妖怪に見逃された
司
よ....よかった..
おじいさん
安心するのはまだだ
これからが本番なのだから
これからが本番なのだから
司
.....え?
おじいさん
祟りの妖怪を見てから数日後....
村に住んでいた人々が次々と亡くなっていったんだ
司
な...なに..!??
おじいさん
そう....その亡くなっていった原因は、祟りの妖怪の仕業だったんだ
おじいさん
かなり大騒ぎになったことで、有名な占い師が村にもやって来たんだ
おじいさん
その占い師が占ったことによると....
妖怪を村に呼び込んだのはあの子供だ
おじいさん
そう言って妖怪が見えてしまったあの子供がいけないのだと言われてしまった
司
な....何と物騒な..
おじいさん
そして後日..
子供は村の生贄として、殺されてしまった
司
ぅ..嘘だろ...?
狸
.....屑だな
おじいさん
ただ殺されたのではなく、
全身の骨を折られ、
目玉をくり抜かれた状態のまま
生き埋めにされてしまったんだ
全身の骨を折られ、
目玉をくり抜かれた状態のまま
生き埋めにされてしまったんだ
司
.........
おじいさん
これで話が終わるかと思ったら違うんだ
狐
ま...まだあるのかよ...
おじいさん
子供が殺されてから何日か経った後....
村が炎で包まれ、血肉の匂いと生臭さを漂わせていたんだ
司
.....?!嘘だろ!!?
司
誰がそんなことをしたのだ...!?
おじいさん
あの子供だ
司
......は?
おじいさん
あの子供が...餓者髑髏を連れて現世に戻ってきたんだ
司
が....餓者髑髏...!?
狸
...!?あの妖怪か...
おじいさん
子供はもう..君と同じくらい成長していたみたいだ
おじいさん
そして子供は..両親、近所の人関係なしに餓者髑髏を操り、人を殺していった
狐
そんなぁ....
おじいさん
そしてその子供の噂が村を超えてどんどん広まっていった
おじいさん
そしてその子供の怒りを鎮めるために、さっき居た所の何処かに神社を作ったみたいだ
おじいさん
しかし、その神社を見たら..子供が現れて殺されてしまうと言われ、
誰も近づこうともしないんだ
誰も近づこうともしないんだ
司
だからさっきあんなに必死で....
おじいさん
話が長くなってしまったがそれほどあそこは危険だ
おじいさん
だからもう..近づくんじゃないぞ
司
分かりました....
スタスタ.... (おじいさんがどっか行く)
司
本当なのかな...
狸
しかしあるじ..オレもおじいさんの話は聞いたことはある
司
...!そうなのか
狐
オレも!!似てるような話だったからめっちゃ聞いてた
司
じゃぁ本当なのか....
司
まぁいいや!!
司
帰るぞ!!
狐
おー!!
狸
はぁい....







