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第33話「スイセンとハナニラ」
5年前_
スイセン
私は犯罪に加担してた。
能力″虚ろな人形″を使って強盗犯の手伝いをしたり
スリの手伝い、詐欺師の手伝いも
手伝ってた時の年齢はまだ7歳。
そんな小さい頃から犯罪の手伝いをしてた理由は 家庭内にトラブルが起きたから。
私、一卵性の双子で生まれたんだ
ただの幸せな話のはずなのに
妹が私を気持ち悪がった
月美なら
1,310
「気持ち悪い!私は私だけでいいの!」
「お姉ちゃんなんていらない!!」
「お姉ちゃんはいつも褒められるのに!」
「なんでいつも悲しそうな顔するの!?」
「褒められてるなら沢山笑えばいいのに!」
「いらないいらない!!私だけでいいの!」
スイセン
わかってた
双子には特有必要不可欠なもの。
″比較″
私はその優遇される方にいた
褒められるのは嬉しかったけど、妹が不憫で仕方なくて
だから素直に喜べれなかった。
でもそれが妹にとっては煽りに見えたようで
「いらない」って。
妹を大切にしてたつもりだったけど、
「いらない」…なんて。
家出して、犯罪を手伝って生きてきた
とはいってもまだ7歳
″辛い″っていう気持ちがわからなくて
このズキズキする胸の痛さを表現できなかったのがきっと1番辛かった。
でも、だからだ
だから会ったんだ
ハナニラ
スイセン
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
ハナニラとの出会いが始まった。
ハナニラ
スイセン
ゴロゴロ!!
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
ハナニラはなんでも知ってた
私の事を何でもわかってたんだ
ハナニラ
スイセン
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
不思議だった。
スイセン
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
スイセン
スイセン
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
スイセン
スイセン
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
最近ずっとね、スイセンの話をしてたんだ
お父さん
ハナニラ
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
ハナニラ
お父さん
お父さん
まだ7歳の私にそんなお願いをしてくるんだよ
でも私、頑張ったんだ!
そんなお父さんを見てられなくて。
……見たくなくて、
ハナニラ
ドサッ
ハナニラ
記憶なら
ハナニラ
記憶なら
ハナニラ
能力″時間の定義″
記憶なら
ハナニラ
葵
ここで葵ちゃんに会ったんだ!
ハナニラ
ハナニラ
葵
ハナニラ
葵
それで私は、アヤメっていうチームに入ったの!
葵
葵
葵
ハナニラ
葵
葵
葵
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
葵
葵
葵
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
「次は銀行強盗しに行くぞスイセン」
スイセン
「は?誰に口聞いてんだお前」
スイセン
「いいのか?そんなこというなら…」
「家族の元、返してやってもいいんだぞ?笑」
スイセン
「わかったら黙ってついてこい」
「しくじったら殺すからな」
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
スイセン
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
そして私達は
″人探し″というテーマで店を建てた
それで金を作って、二人で過ごしてたんだ
葵
ハナニラ
スイセン
葵
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
葵
ほんと、すっかり私の人生に色が付いた
葵
葵
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
葵
ハナニラ
葵
ハナニラ
葵
スイセン
ハナニラ
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
葵
そして数々の仕事をこなした
桐ヶ谷母
ハナニラ
ハナニラ
桐ヶ谷母
「な、なんでここにいるって!?」
桐ヶ谷母
スイセン
ハナニラは人探し担当
スイセンは護衛担当
2人がいれば安全に金を稼いでいける
めぐ
めぐ
めぐ
ハナニラ
ハナニラ
如月
如月
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
如月
如月
スイセン
ハナニラ
「き、如月先生!?」
如月
「う″あ″ぁ″あ″!!!」
スイセン
スイセン
カー!カァー!
スイセン
ハナニラ
スイセン
スイセン
スイセン
自身の軽い体でカラスのいる方へ飛び込む
ボンッ!
カラスの首を絞める
ハナニラ
カァアァ!!!
ア゙ア゙ッ__
スイセン
如月
「や、やめ…やめて……!」
如月
スイセン
カラスが思いっきり如月の頭を突く
如月
如月
如月
スイセン
ガブッ
如月
如月
ハナニラ
こういうことも確かにあった。
だから二人でいなきゃ行けないんだ。
私たち二人は、自分のお店が、
悪用されていたとしても気づけることができないから_
順調に、楽しい日々が続いて3年経った。
ハナニラ
身だしなみも随分変わった
スイセン
けどその夜、あることに気がついたんだ
スイセン
ハナニラ
スイセン
スイセン
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
ハナニラ
スイセン
スイセン
ハナニラ
カランコローン
「あのー、緊急で人探ししてるんですけど…」
ハナニラ
スイセン
スイセン
スイセン
油断してたんだ
スイセン
スイセン
油断してたんだ、ほんと。
スイセン
嫌な匂いがした
鼻を刺激する、鉄の匂い
それが鼻から口に伝わった時、吐き気を覚えた
慣れている匂いのはずなのに
慣れているはずなのに 、 ?
お父さん
お父さん
そう言いながらその男は、
腹部がぐちゃぐちゃになっている 血まみれのハナニラの頭を掴んで、
私に堂々と見せつけた。
スイセン
お父さん
お父さん
スイセン
お父さん
お父さん
スイセン
お父さん
スイセン
スイセン
ボォン!!!
スイセンが殴り飛ばされる
スイセン
お父さん
お父さん
お父さん
スイセン
お父さん
お父さん
スイセン
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
スイセン
情報量が多すぎた。
ハナニラは無事なの?死んだの?
私の傷も治せるの?
この話は本当なの?
情報量が多すぎて、叫ぶ事しかできなかった
お父さん
お父さん
お父さん
スイセン
お父さん
スイセン
お父さん
スイセン
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
スイセンを引っ張りあげる
スイセン
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
スイセン
正気に戻った、…いや正確には、
この時から私の中で 何かが切れた
お父さん
お父さん
男が手を振りあげたその時
スイセン
ハナニラが避けた為、包丁は床に突き刺さる
お父さん
スイセン
スイセン
お父さん
お父さん
スイセン
お父さん
お父さん
お父さん
スイセン
ハナニラ
お父さん
ぐちゃっ
お父さん
スイセン
先程男にぶたれた頭から血が出ているスイセンは
心底深く微笑んだ。
スイセン
「私がやってあげる!」
そして次の日、私は男を埋めた。
別に誰も男を探しに来なかった。
まるで、ハナニラの時みたい
この男が消えても、
″探しています″なんて貼り紙は貼られることがなかった
葵だけには話したけど、葵は黙ってくれているそうで。
だから死だって隠蔽できた。
ハナニラの死も、こいつの死も。
そして、
私が人を、原型が無くなるまでぐちゃぐちゃにして殺した事も。
スイセン
桜
桜
スイセン
キルア
スイセン
キルア
スイセン
桜
桜
「「任せて/任せろ」」
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