???
遅いなー夕矢
???
また駅員さんに止められてんのか?
あいつが止められる理由
俺は大体見当がつく
そう、あの自殺マニア・自傷行為間マニアは何回も線路に飛び出すから いつも注意を受けている
???
俺はあいつのどこが好きになったんだっけ……(ボソッ)
???
ん?
駅から出てくる一人の女性に目が止まった
???
どした?実津似(みずに)さん
ここら辺の家だったか?
ここら辺の家だったか?
実津似
「今日は飲みに行くことになっちゃって、飲むところがここの近くということもあり、多分夕矢ちゃんも来てると思いますよ?先輩も行きます?」
???
うん、行かせてもらうよ
来てそうそうおれは夕矢の手をとり 外へ行こうとする すると……
秋久田
「まぁまぁ、羽美(はみ)も飲もうぜ?」
と秋久田が言うと今度は夕矢が
夕矢
「ほらほらーリンリンもこう言ってる事だしさぁ、ルンルンも飲もうよー」
俺は この酔いどれ野郎達が と思いながら飲む そして一時間後
秋久田
「だからぁ、俺はさぁ、その子にさぁ?すきっていわれてたのにさぁ?その子が急にさぁ?好きな人が変わったからこれまでのことは忘れてぇーって酷くないか〜?」
と愚痴がすっごいめんどくさいので
羽美
はいはい
と俺は合図地を打つ
俺はふと目の前を見ると実津似さんがすごく眠そうで今にも倒れそうだった、幸いここは畳なので、誰かが支えに行けるし隣には酔ってるけど秋久田もいる、するとその時、実津似さんが倒れそうになる俺は倒れの方向と違う方向を見ると秋久田に目で合図を送る、すると秋久田が左を見る、秋久田は実津似さんの頭を支えてお姫様抱っこをした、そして自分の膝に頭を置かせ寝かせた
夕矢
リンリンナイス!
俺はそれを見て夕矢のを引きつれて帰る 幸いそこまでよってなかったので ベロベロによった夕矢をおんぶして帰った そして秋久田に
羽美
「秋久田すまんな?お代はここに置いておく、実津似さんの家わかるな?一応地図送っておくからそこまで送ってやってくれ、お代はここに置いておく、じゃぁな」
秋久田
おう、気ぃつけて帰れよ
俺は羽美 琉衣においていかれた
膝を見て急に顔が熱くなる
秋久田
いつか実津似に好きって伝えられたらいいな……