コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ファストフード店に着いてすぐにレジへ行き、注文を済ませた。
ここは、黒子や火神のみならず、バスケ部御用達の店らしい。
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子 テツヤ
千冬の目の前には、黒子のポテトフライとバニラシェイク、火神の大量のハンバーガーという異様な光景が広がっている。
火神 大我
黒木 千冬
ソファ席に座っているのだが、奥に黒子、向かいに火神、そして千冬は何故か黒子の隣に座らされている。
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒木 千冬
火神 大我
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒木 千冬
黒子 テツヤ
火神 大我
どうやら火神は "優勝したから来た" というのが気に食わないようだ。
だが実際千冬が誠凛に来た理由は違う。
黒木 千冬
黒木 千冬
黒木 千冬
黒木 千冬
火神 大我
黒子 テツヤ
火神 大我
黒木 千冬
黒木 千冬
黒木 千冬
照れ笑いで話す。 千冬からしてみれば、この事を話すのは好きな人に告白するのと同じくらいドキドキする。
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子 テツヤ
黒子の顔から笑みがこぼれた。 テレビでも見なかった顔だ。相当嬉しかったのだろう。
エンペラーアイや、ゾーン、昔の赤司に戻った、というのはテレビからは全く伝わらない話だ。 故に千冬には何の事か全く分からないが、2人にとっては二度と忘れられない出来事の1つだ。
黒木 千冬
黒木 千冬
火神 大我
黒木 千冬
ふと、昔の記憶が甦る。 忘れようとしていた記憶だ。
黒木 千冬
千冬が無意識に呟いたこの言葉は、2人にも聞こえていた。
火神 大我
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒木 千冬
黒木 千冬
"はぁ?日本一?馬鹿じゃないの?"
"そんなの無理に決まってんじゃん"
"日本一とかそんな恥ずかしいこと、よく堂々と言えるよな。"
黒木 千冬
すると火神が音を立てて立ち上がる。
火神 大我
黒子 テツヤ
火神 大我
火神 大我
黒木 千冬
黒木 千冬
平然と聞いた。 その事が2人には信じられない。
だが、千冬が日々過ごした中学校では "日本一を目指すことは恥ずかしい" というのが当たり前だった。
その概念が染み付いた千冬には、彼らがどうして日本一を本気で目指し、日本一になることが出来たのか、疑問でしかないのだ。
火神 大我
黒木 千冬
火神 大我
火神の拳には力が入っている。 それを見た黒子はすぐに声をかけた。
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子は火神を無理矢理引きずって店を出た。 店の外で何かを話しているようだった。
火神 大我
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子 テツヤ
黒子 テツヤ
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子には千冬の気持ちが痛いほど分かる。自分もそうだったからだ。
変わってしまった赤司や青峰、紫原も黄瀬も。 それがおかしい事だというのは黒子は分かっていたし、何とか説得しようとした。
それでも、彼らは変わらなかった。 帝光のバスケは変わってしまった。
結局黒子も抗いきれずに深い沼に沈んでいった。 息苦しい世界に引きずり込まれた。 笑顔が消えた。
そんな黒子を救ったのが誠凛バスケ部。ならば、今度は自分が千冬を助ける番だと、1人静かに決心する黒子だった。
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子 テツヤ
黒子 テツヤ
黒子は、火神に頭を下げた。
火神 大我
店の外で話している為、通行人が物珍しそうに2人を見ているし、店の中にいる人も、不思議そうに2人を見ていた。
それに気づいた火神は、あまりの視線の痛さに居た堪れなくなって無理矢理頭を上げさせた。
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子 テツヤ
この発言で火神は察した。
"コイツ、後輩が出来て嬉しがってやがる…!" と。
火神 大我
黒子 テツヤ
千冬が数分待った後、黒子は満足そうな表情で、火神はどこか納得がいっていないような表情で戻ってきた。
黒木 千冬
黒子 テツヤ
火神 大我
黒木 千冬
火神 大我
黒木 千冬
火神 大我
黒木 千冬
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子 テツヤ
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
火神 大我
黒木 千冬
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子 テツヤ
火神 大我
火神を急かしてから約10分、ようやく火神が食べ終わり、店を出た。
3人が外に出ると、外はすっかり茜色に染まっていた。
黒木 千冬
黒子 テツヤ
火神 大我
黒木 千冬
火神 大我
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒木 千冬
黒木 千冬
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
火神 大我
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
これ以上何を言っても無駄だと感じた千冬は、諦めて黒子に送られることにした。
少し歩いたあと、千冬の頭にふとある事が思い浮かんだ。
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
そんなことあるわけが無い、と思っていたが、千冬の家に着いた時、衝撃の事実が発覚した。
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子の家は、裏の家の向かい側だった。 分かりにくいだろうが、つまりはこういう事だ。
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒木 千冬
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒子とメールアドレスを交換した後、軽く手を振って家に入った。
黒木 千冬
母
黒木 千冬
母
黒木 千冬
母
黒木 千冬
母と会話していると、先程メールアドレスを交換した黒子から、早速メールが届いた。
黒木 千冬
母
黒木 千冬
そう言って、足早に部屋へと向かい、携帯を開いた。
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒木 千冬
黒子 テツヤ
黒木 千冬
黒木 千冬
黒木 千冬
黒木 千冬
黒木 千冬
携帯を閉じ、風呂に入ったり歯磨きをしたり。 色々な身支度を済ませ、ようやく布団に入った。
黒木 千冬
そう意気込んで千冬は就寝した。
主
主
主
主
主