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#創作GL
ガーベーッジ無能
79
渋川
Veille
116
#一次創作
『朝』
主
また朝が始まる
いつも通りの一日
日常が始まる
でも今日はいつもと少し違う
3年になって最初の日
新入生が新しく入学してくる
可愛い後輩やかっこいい後輩
そんなアニメみたいに入ってくるとは思ってはいない
たぶん
いや
少しだけは期待している
さぁ、一日を始めるとしよう
夢凪 ユナ
下から聞き慣れた母の声が響く
母 ハハ
夢凪 ユナ
いつも通り
寝ぼけながら踏み外さぬように
階段をゆっくり降りていく
1段、1段
降りていく
いつも通りの階段に思うことはない
いつも通り
母 ハハ
母 ハハ
母 ハハ
そんな母の小言を聞き流しながら席に着く
夢凪 ユナ
言われなくても分かっている
だが中々布団から抜け出すのは苦労するのだ
夜は布団に入っても寝付けない
なのに朝は布団から抜け出せない
ほんとにどうにかして欲しいものだ
自分でも早起きできたらな
なんて
考える
でもそれは理想であって現実はそうはいかない
1度目覚めても
また
眠りに落ちてしまう
困ったものだ
母 ハハ
母 ハハ
母の言葉はいつも変わらない
夢凪 ユナ
冷めた朝ごはんのトーストを1口齧る
変わらない
いつも通りの朝
日常
夢凪 ユナ
そう思うが口にはしない
朝から火に油を注ぐ程マヌケではない
トーストを無心で口にする
夢凪 ユナ
少し経ってトーストを食べ終えた
洗面所へと向かう
顔を洗い、歯を磨き
朝支度を済ませていく
いつも通り
夢凪 ユナ
朝支度を済ませ、制服に着替えた
鏡の前で入念に確認する
後輩に可愛い姿を見せたいのは自然の摂理だろう
髪のセットも
バレないように薄くしているスクールメイクも
確認していく
悪くない
ビジュの最高潮などそうそう
都合良くなるわけがない
アニメや漫画のように
いつでも可愛いヒロインのようにはなれない
でも私は私なりに可愛くなる
これでいい
7時50分のアラームが時間を知らせる
夢凪 ユナ
夢凪 ユナ
急いで鞄を肩にかけて、駆け足で玄関へと向かう
急いで靴を履く
踵が上手く入らない
苛立ちが少し募る
だが今は綺麗に履いている場合ではない
歩いてる途中に慣らせばいい
いつの間にかハマっているはずだ
夢凪 ユナ
そう告げて扉を押す
いつも通りの一日が始まる
日常が
主
次回
『学校への道のり』
コメント
3件
うわあ、この「いつも通り」だけど少しだけ期待してる感じ、すごくリアルだなあ。新入生に「可愛い後輩」をちょっと期待しつつ、「アニメみたいにはいかない」って自分に言い聞かせるバランスが微笑ましい。冷めたトーストを無心で食べるシーンも日常の諦めが共感できる!次の「学校への道のり」で、何が変わるのかって気になる。