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主
主
主
影山
日向
影山
君はそう言っていた
影山
梅雨時ずぶ濡れのまんま部屋の前で泣いていた
ミーンミーン
夏が始まったばかりというのに
影山
君はひどく震えていた
そんな話ではじまる
日向
影山
影山
影山
影山
影山
そんな影山に俺はいった 君 僕
日向
財布を持って
日向
ナイフを持って
日向
携帯ゲームもカバンに詰めて
日向
いらないものは全部壊していこう
日向
あの写真もあの日記も
日向
今となっちゃもういらないさ
日向
人殺しのとダメ人間の君と僕の旅だ 影山 俺
日向
影山
この狭い狭いこの世界から
影山
日向
何もかも全部捨てて
日向
日向
二人で死のうよ
日向
人殺しなんて
日向
日向
影山
日向
日向
微かな震えも既に無くなっていて
誰にも縛られないで
日向
影山
日向
影山
日向と影山
今さら怖いものは
日向
額のあせも
落ちたメガネも もの
影山
影山
日向
大地さん
優しくて誰にも好かれる 「主人公」なら
日向
日向と影山
影山
日向
影山
影山
影山
影山
日向
日向
日向
ナイフを取った
影山
影山
私一人でいいよ 俺
日向
まるで何かの映画のワンシーンだ
白昼夢を見ている気がした
気づけば僕は捕まって
日向
日向
そして時は過ぎていった
日向
日向
日向
日向
日向
日向
君をずっと探しているんだ
日向
九月の終わりに
日向
六月の匂いを
日向
日向
日向
日向
飽和している
日向
日向
日向
日向
そう言って欲しかったのだろう?
日向
主
主
主
主