津由希
はぁ( ´Д`)=3
津由希
疲れたー
津由希
でもギリギリ欠席にならなくて良かった
津由希
帰りのHRに来てみんなに
津由希
お前なにしに来た?
津由希
みたいな顔で見られたけど
津由希
あっ紫冬さんたちに会いに行く時間は
「今日の夜十一時半郵便局前の市立公園に来い」
津由希
今九時過ぎ
津由希
まだ時間はあるけど
津由希
やっぱり行かなきゃかなー
津由希
行かなきゃだよなー
津由希
殺、、、とか怖いし
津由希
はぁあ
朝陽
ただいま
夕陽
お帰りにぃさん
朝陽
研究は順調かい?
夕陽
ああ滞りなくね
朝陽
それは良かった
夕陽
で?例のやつは?
朝陽
、、、あの子達がまた邪魔をして
夕陽
は?また子どもに負けたの?にぃさん
夕陽
情けないよにぃさん、すごくね
夕陽
殺しててでも奪えって言ったのに
朝陽
でも殺したら怒るだろう
夕陽
当たり前でしょ貴重な若い実験台を壊されるんだから
夕陽
にぃさんは僕のにぃさんなのになんで
こんなに情けないのかな
こんなに情けないのかな
夕陽
不思議で仕方ないよ
夕陽
でもあれは諦めないよできるだけ早く
此処に持ってきてね兄さん
此処に持ってきてね兄さん
朝陽
わかってるよ
朝陽
あいつに依頼する
時雨
もうすぐで時間だね〜来るかな?あの子
紫冬
さぁな
時雨
来るといいね今までこの節目で決断しなかった子達が何人命を落としたか
紫冬
いや死なせてももらってないだろう
時雨
、、、そうかもね
津由希
はぁはぁ
津由希
っみませんっ
津由希
はぁはぁお風呂はいってたらっ時間がっ
津由希
はぁはぁ
時雨
おーおー息切れすごいよ大丈夫?
津由希
大っ丈夫っはぁはぁ
時雨
まぁトラックにはねられるよりはねぇ
時雨
じゃあ早速だけど話をしよう
時雨
昼は出来なかった人間文庫の話
津由希
はい
紫冬
もう一度言うぞあれは都市伝説なんかじゃない
紫冬
実在するものだ
紫冬
ただ貰える者、使える者が少なくてな都市伝説なんて言われててもまぁおかしくない
紫冬
人間文庫を手にした者たちは魔法のような力を得、同時に不老になる
紫冬
不死じゃないがな
紫冬
あまりに強力な力だから基本隠されてたが、
紫冬
密かに戦争などに使われたこともあった
紫冬
それでな同じように人間文庫の力を利用しようとした奴がいた
紫冬
そいつは人間文庫を貰える側の人間じゃなかった
紫冬
だけど不老になりたい不死になりたい
紫冬
だから“覚醒児”をかき集めて
紫冬
、、、人体実験を始めた
時雨
、、、
紫冬
俺たちも実験台の一人だ
紫冬
俺たちは脱獄したが、まだ出てないやつこれから入るやつがたくさんいる
紫冬
俺達はあの地獄から助けてやるために動いてる
紫冬
仲間だったんだあいつらは
紫冬
お前も実験台のうちの一人にされそうになってただから助けた
紫冬
実験台になるということはお前も“覚醒児”だ
紫冬
もしよかったら俺達と戦わないか?
紫冬
俺たちならお前を守ってやれる
紫冬
お前も強くなったら俺達を守って欲しい
時雨
どうかな?
津由希
えっとちょっと突然で色々と
津由希
人体、実験とかそんな重い話
津由希
急に
紫冬
頼むこれ以上子どもに命を落としてほしくない
時雨
お願い
津由希
、、、僕じゃ、役に立たないと思いますよ
時雨
そんなことない!
津由希
いや僕はあなた達を知らないし、
あなた達も僕を知らない
あなた達も僕を知らない
津由希
知らない人にそんなお願いされても困る
時雨
頼むから、
津由希
お断りします
津由希
じゃあ
氷織
おかえりなさい
氷織
だいぶ重い話になって来ましたね
炎華
2話から胃もたれしそう
氷織
ごもっとも
氷織
まぁ根本の話をしておかないとと思って
氷織
でもこういう話途中で切ると次読む気なくすでしょ?
炎華
それって氷織の主観ですよね?
氷織
人は主観でしか物を言えないの!
炎華
それもそっか
炎華
じゃあ締めよう
氷織
(勝手なやつ)
氷織
ばいばい