「コンタミ君、何か変だよ…」
ある日 突然、彼女が言った。
…え?
どこが?いつもと変わんないじゃん、w。
最初は、何を言っているか分からず 笑った。
…前から、ずっと思ってたの
…ッ…ぇ…?
だって、いつも笑ってるし、何を言っても怒らないんだもん。
(それはッ、君が そういう人が好きって言ったから…)
ッぁ…、…ッ…
思っていたことを口にしようとして、飲み込む。
…ほらね、違うって言わないじゃん
…ッ…w、
何も考えずに また笑う。
ッまた、!…笑った…
…もう、いいよ…ッ タッ
!……、
(…また、何も言えなかった…)
壁に凭れ掛かり、そのままゆっくりとしゃがむ。
ッはは… w
ははは…ッ w
また、笑う。 今度は、自分が嫌になって。
なんで、本音が言えないんだろうね…w ポロ
ッ∼…、…ふッ… ポロポロ
ふふッ… ははは…ッw グスッ
静かなこの場所で、俺の笑い声が響いていた。
泣いている声を、掻き消すように笑っていた。
ただ、一人で。