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注意
irxs nmmn BL 青桃 ほのぼの
なんでも平気な方だけ、行ってらっしゃいませ。
桃
窓から差し込む光が眩しくて目が覚める。
桃
寝起きでよく動かない頭と手を動かして、スマホを掴む。
パッと電源をつける。 明るい画面に一瞬目を細めた。
時刻は8:30。いつもなら2度寝しても許されるような時間。…な気がする。
桃
桃
せっかくの土曜日なのに、確かまろは出勤があるって言ってたっけ。
幸い早く終わるらしく、昼頃にはこちらに戻ってこれるらしい。
桃
まろに会える嬉しさに、顔が緩んだ。
桃
まだなんとなく覚めない目を擦りながら台所へと向かう。
いつもいれているインスタントのコーヒーを取り出して、カップに入れる。お湯を注いで、そのままリビングへと向かおうとした。
桃
いや、確かにコーヒーをいれたつもりだったのだ。 だけど寝惚けていたのか、コーヒーではない匂いに顔を顰める。
桃
間違いなくコーヒーを取り出したはずだったのに。少し残念だけど、まあ朝から飲む紅茶も稀にはいいかとそのままリビングに向かった。
いつも座る場所に腰掛けて、紅茶をすする。…うん、案外いける。
まろが帰ってきたら、今日は紅茶を出してみよう。
桃
おはついを済ませて、仕事のメールを確認する。今日もやることは沢山ある。
スマホをいじっているうちに、だんだんと目が覚めてくる。 やっと頭が働き出した。
桃
今日も俺の、いつもの日常が始まる。
まろが帰ってくるまでに少しでも今日の作業を終わらせておこうと、パソコンを開いて作業をする。
カタカタとキーボードを打つ音。カチッとマウスをクリックする音。
いつもの音が部屋に響いている。
桃
黙々と作業を進める。 たまにメンバーが通話に参加してきたりして、雑談したり確認したり。
何気ないこの日常が、今日はなんだか特別に感じる。
そう思う事実に少し笑みを零して、また作業を再開した。
お昼も適当に済ませて、日が1番高く昇る頃、ガチャと鍵が開く音がした。
青
桃
疲れたぁ〜、と上着を脱いでネクタイを外すまろ。やっとまろの顔が見れたからか、凄く嬉しい。
青
にこにことこっちを見ながら話しかけてくる。
桃
青
桃
実は、この何気ないまろとの会話の時間が1番好きなのだ。
ただの雑談だけど、それさえも楽しめてしまうのはきっと。
桃
この人のことが、大好きだからなんだろうな。
桃
青
桃
席を立ち、朝俺が間違って出した紅茶のティーパックをまろのカップに入れてお湯を注ぐ。
間もなく紅茶のいい香りがしてくる。 なんだか俺も飲みたくなってしまって、結局自分の分も作ってしまった。
青
すっかり普段着に着替えたまろが顔を覗かせる。
桃
青
青
桃
青
にこにこと笑いながら席につく。
青
青
桃
青
桃
青
あぁ、この時間がずっと続けばいいのに。
二人で話してるこの時間が愛おしくてたまらないんだ。俺の話を聞いて、一緒に笑ってくれる君のことが愛おしくてたまらないんだ。
君がそう思っていないとしても、俺はずっとこの時間を大切にしたいんだ。
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
青
青
桃
図星すぎた。
驚いた。ここまで同じだったとは。
青
桃
桃
途端に顔に熱が集まる。 恥ずかしい。あれを全部聞かれてたなんて。
青
青
青
とびきりの笑顔。
あーもう、こういうところが大好きなんだよ。
桃
青
桃
青
そんな愛おしそうに見つめられたら、何も言えないじゃん。
そういう所が好きな俺も大概なんだろうけど。
桃
青
桃
青