おじいちゃんは何を言っても、いつもいつも冷たかった
かれん
今日ね数学のテスト、100点だった!!
お母さん
あら、すごい!!
お父さん
おー、よくやるなぁ
おじいちゃん
、、、、。
その後会話が続くことは無かった。
ある日
お母さん
今、かれんは友達と遊びに行ったわよ
お母さん
それでねおじいちゃん。少し話があるんだけどいい??
おじいちゃん
ああ。
お母さん
いつも、なんでそんなにかれんに冷たいの?
おじいちゃん
そんなことない。
お母さん
この前だってテストの事、褒めなかったでしょ?
おじいちゃん
え
おじいちゃん
おじいちゃん
本当は褒めてあげたいんだよ。
おじいちゃん
でもさ、なんか、、、
おじいちゃん
うん。まあいいや。
お母さん
えっ、ちょっ待って
おじいちゃんは自分の部屋へ戻ってしまった。
かれん
ただいまぁー!!
お母さん
あ、かれん!おかえりー!!
かれん
あれー?おじいちゃんは?
お母さん
部屋よ
かれん
あ、、そっか。
かれん
(プレゼント渡したかったのにな)
かれん
部屋で渡すかぁ、、
部屋で。
かれん
おじいちゃん!
おじいちゃん
なに?
かれん
渡したいものがあるの!
おじいちゃん
ん?
かれん
いつも優しくしてくれてありがとう!!
かれん
大好きだよ!
おじいちゃん
えっ、かれん、、、、、
おじいちゃん
ありがとうな!
おじいちゃんが思いっきり笑った
おじいちゃん
いつも、冷たくしてごめんな
かれん
ううん!大丈夫だよ!!だって、大好きだもん!!
おじいちゃん
ありがとう涙
それからというものの、おじいちゃんは、いつも暖かい笑顔で見守ってくれるようになった。







