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霜嵜 唯斗
荒田 蓮
霜嵜 唯斗
荒田 蓮
霜嵜 唯斗
荒田 蓮
霜嵜 唯斗
霜嵜 唯斗
荒田 蓮
荒田 蓮
涼々月 遥斗
霜嵜 唯斗
涼々月 遥斗
荒田 蓮
霜嵜 唯斗
助けてくれた子かと思ったけど、この人男だし…
口調が似てるだけで、別人だったのか
霜嵜 唯斗
霜嵜 唯斗
涼々月 遥斗
霜嵜 唯斗
霜嵜 唯斗
涼々月 遥斗
霜嵜 唯斗
荒田 蓮
涼々月 遥斗
霜嵜 唯斗
荒田 蓮
涼々月 遥斗
霜嵜 唯斗
荒田 蓮
涼々月 遥斗
霜嵜 唯斗
涼々月 遥斗
涼々月 美優(すすき みゆ)
涼々月 遥斗
涼々月 美優(すすき みゆ)
涼々月 遥斗
涼々月 美優(すすき みゆ)
涼々月 美優(すすき みゆ)
涼々月 遥斗
まだ少し散らばった洗濯物を集めて、カゴに放り込む。
洗濯機の中にカゴの中身を流し込む。1部はネットの中に入れて閉じる。また放り込む。
ボタンを押して、洗剤、柔軟剤をそれぞれ流し込んで、またボタンを押す。
フタを閉めると、暫くしてから洗濯機が音を出した。
あの日も、似た音が聞こえていた。
すすき はると
8年前、小学二年生の夏頃。親に任せられたおつかいの帰り。
すすき はると
すすき はると
派手に転けた。
頭から転けて、手も擦りむいた。
すっごい痛くて、大泣きした。
すすき はると
???
女の子が助けてくれた。
ちょっと変わった子で、一人称が俺だった。
すすき はると
???
すすき はると
???
???
すすき はると
やっぱ痛かったけど、消毒液で拭いてもらって、絆創膏を貼ってくれた。
???
すすき はると
???
頭だって撫でてくれた。まだ小さかったけど、柔らかくて、暖かくて優しい手だったのは覚えてる。
???
姉が読んでた漫画に、一目惚れって言葉があって、聞いたことがあった。
『一目惚れっていうのはね、初対面、初めて会った時から、この人すごい好き!って、好きになっちゃうことなんだよ』
『へえ〜、でもそんなことってあるの?はじめましてでしょ?おねえちゃんまえいってたじゃん、すきになるっていうのは、そのひとのことをしっていくうちに、このひとがすきー!ってなることだって』
『あるの!この漫画の〜…』
何を言ってるのか全く分からなかった。好きになるって言うのは、段々その人のことを知るうちに、ここが魅力的だなって、好きになることなんじゃないのかって
でもこの時やっとわかった。
衝撃に胸を打たれたみたいに、心拍数が馬鹿みたいに上がるのがわかった。
顔だって熱いし、もう熱中症になるんじゃないかって思った。
初恋を攫われた。 人を好きになるって、一目惚れをするって、こういう事なんだって実感した。
涼々月家 母
???
???
すすき はると
ボブの髪型に、女の子っぽいけどどこかボーイッシュな服装。
涼々月家 母
すすき はると
転んで汚れた服を洗濯しながら、新しい服に着替えて病院に行った。
その間もあの人のことが忘れられなくて、順番呼びされても一瞬気付けなかった。母に肩を叩かれてやっと気付くくらい。
家に帰っても忘れられなくて、父と風呂に入りながらその話をした。
やさしくてかっこいいけどかわいい女の子に助けてもらった、って。
あの時貰ったハンカチは、洗って返そうと思って転んだ場所で数日待ってみた。 その時一緒に名前も聞こうと思って。
でも現れなかった。 友達に聞いてもそんな人知らないって。
しかたなく探すのをやめた。
でも好きは止まらなくて、日々日々愛慕が募るばかり。
想い続けて、気付いたら高校生になっていた。
涼々月 遥斗
あの日から、自分なりに自分磨きを始めた。
次会った時、好きになってもらいたかったから。