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主
主
主
主
朱音の心の中
主
主
主
主
声が出なくなった
理由は、自分でも分かっている
朱音
自分たち家族は、とても仲が良かった
周りからも"仲のいい家族"と言われていたらしい
信にぃも自分も嬉しかった
こんな日が続くと思っていた
でも
終わり
はいつか必ず来る
自分と兄だと兄の方が全部上だった
でも、父と母は
お母さん
お父さん
と、言ってくれた
だから自分は必死に努力した
父と母は自分たち兄妹を平等に扱ってくれた
お母さん
お母さん
お父さん
ギュッ
そういう時はいつもギュッと抱きしめてくれた
朱音 幼少期
北さん 幼少期
そのハグはとっっても暖かかった
その暖かさは今でも覚えている
自分たち兄弟はそのハグが大好きだった
、、、でもその暖かさもハグも"あの日"からは全部なくなった
、、、、少し"あの日"のことを話そう
その日は雨だった
兄と一緒に家に帰っていた
その時はまだ、、、小学生ぐらいだったと思う
朱音 幼少期
北さん 幼少期
朱音 幼少期
北さん 幼少期
朱音 幼少期
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
ーーーーーー！ ーーーーーーーー！ ーーーーーーーーー、、、！
朱音 幼少期
北さん 幼少期
朱音 幼少期
北さん 幼少期
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
そこで自分たち兄妹は最悪なものを見てしまった
朱音 幼少期
北さん 幼少期
2人
お母さん
お父さん
朱音 幼少期
北さん 幼少期
自分たちは、現実を受け止めれてなかった
その場でただただ泣いていた
ピーポーピーポー
数分後サイレンの音が聞こえた
父と母は救急車に乗せられ、搬送された
しかし、、、
朱音 幼少期
朱音 幼少期
北さん 幼少期
父と母は死んだ
その日2人は買い物に行っていて、そこを通り魔に刺されて死んだらしい
、、、その日から、自分たち家族は2人だけになった
そこからは2人で暮らした
この家が大好きだからだ
でも、、
朱音 幼少期
北さん 幼少期
朱音 幼少期
自分は声が出せなくなった
ご飯も食べれなくなった
当たり前だった生活が一瞬にして奪われた
信にぃはすごいと思う
いつも自分のことを気にかけてくれた
でも、自分は何も出来なかった
そんな自分が
大嫌い
になって、兄が中3くらいからは自分は部屋に引こもるようになった
NEXT❤50
コメント
1件
すいません💦アイコンが見えなくなってます。ちゃんとフリーイラストです原因わかる方いらしたらお願いしますm(_ _)m
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