5個目「生贄」
ないこ
今まで仲良くしていた村人数人に 俺はこの村で奉る神の所へと運ばれる
村人
白い薄汚れた服を着せられ 捧げ物という名のこの村の生贄となる俺
何が誇りだ
こうやって何度も何度も人を神へと捧げるという名の殺害を行いまくるこの村に俺はうんざりしていた
そしてついに俺の番
村人
神なんて見た事ない
こんなことして本当になんの意味があるんだ
ピチャ……ピチャ…
ないこ
祠の奥から大きな耳としっぽの生えた 人間とは思えない奴が出てくる
ほとけ
ないこ
水色のふわふわとした布のような物に巻き付かれ神と呼ばれる者の方へ引っ張られる
ほとけ
村人
ほとけ
怖い
俺はどうなるの?
ほとけ
村人
ほとけ
村人
…俺、置いてかれるの?
ないこ
声を荒らげ過ぎてガスガスになった声
力いっぱい縛られていたものを振りほどき村の人達の元へ走ろうとするが後ろから腕を掴まれてしまう
ほとけ
ないこ
村の人達に叫んでも振り向きもしない
ほとけ
ないこ
ほとけ
そう言い俺に近づき 腰の方へ手を回す
ほとけ
ないこ
ほとけ
突然俺の服を脱がせ 床へと押し倒される
ほとけ
ないこ
ほとけ
ほとけ
ないこ
にこりと笑ったかと思ったら 突然後ろに指を入れてきた
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
俺のモノへと手を動かしにやりと笑う ほとけさまという奴
ないこ
ほとけ
ほとけ
そんなのどっちも嫌に決まっている
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ほとけ
何を言っているか分からなかった
この神頭おかしいんじゃねえのか?
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
どちらも嫌すぎる
どの道俺は死ぬまで ここにいないといけないの?
ないこ
俺がそういった瞬間 ガッと首を掴まれた
ないこ
怒らした?
殺されちゃう?
そんなことを考えながら必死に呼吸をしようと抵抗する
ほとけ
首を掴んでいない手で俺のモノの先端をぐりぐりと扱われる
ないこ
ほとけ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
目が覚めてた瞬間俺は絶句した
ないこ
最近疲れも取れないし 少しリアルな夢に怖くなってきていたのだが
最近疲れも取れないし 少しリアルな夢に怖くなる
ないこ
こんなの恥ずかしくて誰にも相談できないし相談したとしても馬鹿にされるに決まってる
ないこ
パッとスマホを見てみると 俺は寝てから2日経っていたようだ
ないこ
俺は急いで会社に向かった
コメント
1件
初コメ&フォロー失礼します!ぎょーざさんの作品めっちゃ好きです!続きもがんばってください!