胡桃
胡桃
胡桃
胡桃
胡桃
花蓮ちゃん
凛ちゃん
氷織様
胡桃
私達は今、近くの空き教室にいる
橘 花蓮
白いカッターシャツにじんわりと血が染み付いている
糸師 凛
凛くんは、そっぽを俯いていた
橘 花蓮
糸師 凛
橘 花蓮
彼の綺麗に透き通る口から吐き出された言葉は衝撃だった
橘 花蓮
糸師 凛
橘 花蓮
好きな物って…そんなもの
橘 花蓮
橘 花蓮
橘 花蓮
橘 花蓮
この時、内心ドヤ顔な私は地雷を踏んだ気がする
糸師 凛
凛くんは真顔で即答で答えた
橘 花蓮
橘 花蓮
正直唖然としている私もいる
糸師 凛
橘 花蓮
橘 花蓮
糸師 凛
橘 花蓮
私は数秒の間、凛くんを見つめた
糸師 凛
橘 花蓮
前世の私は『あ、この人勘が鋭いな』
そんな人を見つけたことがなかったからだ
糸師 凛
橘 花蓮
橘 花蓮
私は、さっきよりも本腰を入れて言った
糸師 凛
橘 花蓮
橘 花蓮
その状況は何とも緊迫感があり、奥が深かった
糸師 凛
橘 花蓮
橘 花蓮
糸師 凛
でもそれをすぐ壊す、まさに『エゴイスト』
橘 花蓮
糸師 凛
橘 花蓮
糸師 凛
橘 花蓮
この日私の運命を大きく変えるそんな存在だ
糸師 凛
糸師 凛
俺は、目の前のあいつが"厄介"だ
いつもの幼馴染がいない感じがする
まるで空彼方へと飛行機雲のように消えた幽霊
正直言って、あいつのことは嫌いだ
でも、この奥底の感情が分からない
橘 花蓮
糸師 凛
イライラと共に感じるこの感情
橘 花蓮
反吐が出るほどに胸が締まる
糸師 凛
橘 花蓮
彼女がにこやかに笑う
橘 花蓮
橘 花蓮
橘 花蓮
奥底にある感情が溢れる感じがした
糸師 凛
糸師 凛
まるで血液が全身から行き届くように
橘 花蓮
すると目の前からドアが開いた
氷織 羊
橘 花蓮
糸師 凛
氷織 羊
確かに今、授業終わったばっかだからね
橘 花蓮
橘 花蓮
それにしても、この子が花蓮ちゃんか
噂が役に立ったわな
氷織 羊
いつの間にか私の背の方にいた
橘 花蓮
橘 花蓮
氷織 羊
照れてるの可愛ええな
橘 花蓮
氷織 羊
いつか、僕のもんになってもらうわ 君が"好き"と言って貰えるまでずっと♡
糸師 凛
氷織 羊
氷織 羊
橘 花蓮
橘 花蓮
糸師 凛
はい!第11話どうでしたか?まさかの凛ちゃんが花蓮ちゃんの幼馴染と発覚しました!!
ここからどう物語が展開するのか…そして氷織様も狙ってる? 次回もお楽しみに NEXT⇒♡200
コメント
2件
ひおりんに狙われる世界線羨ましい😭