季節は夏、8月
夕暮れ時でもまだ暑い
屋台が並ぶ地元の夏祭り
賑やかで、少し浮き足立った感じが
嫌いではなかった
隣には
浴衣姿の小夏
小夏
そう聞くから
光希
思ったままのことを言ったら
顔を赤らめて笑った
僕は
僕の心は宙に浮いていて
先週の出来事を
嫌でも思い出してしまう
光希くん
光希くん
小春の声が
耳にこびりついて離れない
小夏
光希
小夏
光希
光希
小夏
小夏
光希
光希
小夏
光希
小夏
その言葉の意味が
わからないほど鈍感じゃない
光希
小夏
小夏
小夏
小夏
光希
光希
光希
小夏
小夏
小夏
小夏
歩くたびに
水風船が跳ねて
ぽしゃんぽしゃんゆった
なんとなくベンチに2人腰掛ける
小夏
小夏
小夏
光希
光希
光希
小夏
小夏
小夏
光希
小夏
小夏
光希
小夏
光希
光希
小夏
小夏
光希
光希
光希
光希
小夏
小夏
小夏
小夏の目が潤む
水風船が、ぽしゃんと落ちた
小夏
小夏
小夏
光希
小夏
小夏
小夏の目から
涙が零れた
小夏
小夏
光希
光希
小夏
小夏
小夏
小夏
小夏
光希
小夏
小夏
光希
光希
小夏
小夏
光希
小夏
あの日
お互いなぜか謝り合って
この日のことは忘れようと話をした
僕も
事故だったと自分に言い聞かせた
幸せな
とても幸せな時間だったけど
小春は
なんで泣いたんだろう
小夏
光希
小夏
光希
小夏
光希
光希
光希
光希
小夏
✳︎
間に合わないかもしれない
電車を乗り継いで空港へ
光希
間に合ったところで
どうすんだ?
行くなって
言うのか?
言えるわけない
いってらっしゃいって
笑って言えるのか?
言える
わけない
せいぜい
影で見てるくらいだろう
光希
もう
旅立ったのか
ベンチに座る
パリ行きはここだけだ
最終便は行ってしまった
光希
もう逢えないかもしれない
もっと話しておけば良かった
小春
光希
光希
小春
小春
光希
光希
小春
小春
光希
光希
光希
小春
小春
光希
小春
小春
光希
小春
光希
小春
小春
小春
小春
光希
小春
小春
小春
小春
小春
光希
光希
光希
小春
小春
小春
光希
小春
光希
光希
小春
光希
小春
光希
光希
光希
小春
小春
小春
小春
光希
光希
光希
みつきくんと、、、
みつきくん
すき
小春
小春
光希
小春
小春
小春
光希
さり気なく
手を繋いだ
小春
光希
光希
光希
小春
光希
小春
光希
✳︎
end💓
やっと終わりを迎えました😊
えーこれで終わりいい?
そう思った方もいるかもですね😅
またいつか
続編あるかもです💓
では💓
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