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私を愛してくれますか？

第10話 - ○○の過去

2021年03月26日

#りな

りな❄️

りな

はい。本日二話目です。

りな

本編どぞ。

○○

皆には話すよ。

○○

私がこれまで誰にも言ってこなかった過去を。

○○

私さ。小学校の頃転校したじゃん。
なんでだと思う？

コネシマ

そら、親の転勤とか…

○○

ううん。

○○

皆と別れた後、親にここに連れられて売られたんだ。

回想

○○(子供の頃)

お母さん…
ここどこ？

○○(子供の頃)

どこに行くの？

○○の母親

うっさい！黙ってて。

○○(子供の頃)

うん…分かった…

櫻井

これはこれは××さんようこそ。

○○の母親

これが約束の子よ。

櫻井

これは生きがよさそうだ。
二百万でどうでしょう？

○○の母親

いいわ。
さっさと頂戴。

○○(子供の頃)

お母さん。
何の話をしてるの？

○○(子供の頃)

私はどうなるの？

○○の母親

○○。
ここが貴方のお家よ。

○○(子供の頃)

え？なにそれ…

櫻井

君は○○だね？

櫻井

今日から君は私のモノだ。

○○の母親

よろしくお願いします。
櫻井さん。

○○の母親

さようなら。
○○。

○○(子供の頃)

お母さん？
お母さん⁉
助けてよ！助けてぇ!!

○○

というわけ。

ゾム

なんだよ…それ。

○○

私だけを生活の足しに売ったんだったら私はこんな風にならなかったよ。

○○

私の母親はね。

○○

私達能力者をクズな人間に売ってお金を手に入れるために

○○

私の父親に近づいたのよ。

○○

それを知ったのは私が13歳の頃。

○○

研究者共が噂してるのを偶然聞いたの。

○○

そっからかなぁ。

○○

復讐しようと思ったのは。

○○

私が売られてから二年目くらいにね。

○○

アイ…愛良がやってきたのよ。

シャオロン

妹…だよな。

○○

うん。

○○

その時の私はアイが妹だってことを知らなくて。

○○

でも、私のことを一番愛してくれた祖母の面影があったの。

○○

何年もたってそのことに気づいた時、自分の妹かどうかアイ本人に確認をして

○○

やっと自分の妹だって分かった。

○○

アイに危害が加えられないようにアイの血を貰って能力を奪う。

○○

アイツ等は能力のない人間には手出ししないからね。

ロボロ

血を貰う…？

○○

ゴメン。言ってなかったね。

○○

私たちの家系は能力を持った相手の血を体内に取り込むとその能力を奪えるの。

○○

もちろん。

○○

体には負荷がかかりすぎて取り込んでから一週間は生死の境をさまようけどね。

○○

アイの能力を亡くした後、私はここから逃げたの。

○○

何回か死にかけたけどね。

○○

その後、祖父を頼って生活し、学力を水準まで引き上げ、

○○

皆のいる高校に編入したってわけ。

鬱先生

じゃあ、ここでされてたことは…

○○

人体実験。

○○

アイは実験が免除されて能力で貴金属…
宝石を使ったアクセサリーを作ってたよ。

○○

免除されたのは私があいつらを脅したから。

○○

その代わり私の実験は辛くなったけどね。

ショッピ

○○さんはそれで良かったんですか？

○○

うん。
アイが生きてたらもっと喜べたんだろうけど。
でもね。

○○

私はあの時の選択を後悔してない。
あれでよかったと思ってるよ。

○○

さ、ほかに質問ある？

トントン

じゃあ…

我々だ全員

帰ったら言うって言ってた告白の答えを聞かせて下さい!!

○○

へ？

エーミール

だから、返事。

○○

……あ！
あれか！

チーノ

いや、忘れんでください。

○○

この中に好きな人はいるよ。

グルッペン

言ってくれ。

○○

最初は全員断ろうと思ってたのになぁ。

ロボロ

何で？

○○

いや、今回みたいに人質に取られて傷つけたくないなぁ…と。

○○

という事なのでお断りさせていただきまｓ

ゾム

ん？
何言ってんの？

○○

は？
だから…

シャオロン

お前のトラウマの原因こうなってんだからもう平気やろ。

○○

そっか…

○○

じゃあ言うね。

○○

私は…

りな

いいところで切りました。

りな

次の話は3タップで終わり…

りな

とかではないですからね？

りな

次でこの連載終わりです。

りな

予想通りの長さで終わった！

りな