テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
159
#腐ルーロック
♛𝔒𝔒𝔎𝔄𝔐ℑ♛
350
3,535
なく@コミュ力皆無
304
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
主
主
主
主
主
主
――俺は、昔からサッカーが好きだった。
ボールを蹴るのが好きだった。 ゴールを決めるのが好きだった。
相手の動きを読んで、フィールド全体を見渡して、自分だけが見つけた道を通ってゴールを奪う。
それが、たまらなく好きだった
…ただし
俺には、誰にも言えない趣味がある
isagi
朝の電車。 潔世一は、スマホの画面を眺めながら真顔で固まっていた。 画面に映っているのは、昨日たまたま見かけたサッカー部の集合写真。
isagi
(小さくつぶやく)
写真には、肩を並べて立っている男子が二人
isagi
isagi
isagi
isagi
isagi
口元を押さえながら
isagi
そう
俺は―
腐男子である
ただし、誰かに言うつもりはない 絶対に なぜなら
中学時代。 「潔って女の子みたいだよね」 「かわいい~」 そんなことを言われていた時期があった。 最初は、ただのからかいだと思っていた。 けれど、それは少しずつエスカレートしていった。 理由は、くだらないものだった。 顔が女子っぽい。 声が優しい。 笑ったときがかわいい。 そして。 「潔のこと好きな男子がいるんだって」 そんな噂まで流れた。 女子たちは面白がって騒いだ。 男子の一人は、何も言えずに遠くから潔を見ていた。 潔には、それが怖かった。 だからいつからか、 「自分が恋愛対象になる」 という考えそのものを、頭から切り離していた。 ――俺なんかを好きになる人なんていない。 それが、当たり前になっていた。 だからこそ。 今の俺は、 「他人の恋愛」を想像するのが好きだった。
nagi
突然、横から声がした
isagi
スマホを伏せ
isagi
nagi
isagi
nagi
声の主は、同じ中学だった男。 そして今日から同じ高校になる―― 凪誠士郎。
nagi
isagi
nagi
isagi
nagi
nagi
isagi
nagi
――この時点では、まだ知らなかった。 この高校には、 顔面偏差値が異常に高い男子が大量にいることを。 そして。 そのほぼ全員が、 なぜか自分に興味を持つことを
主
主
主
主