めっっっっっっちゃとばす
3ヶ月後俺たちは退院した
千玖
久しぶりの外だ〜!
千玖は嬉しそうにくるくるまわっていた
最近は窓からしか眺めていなかった外に懐かしさを感じる
赤
家、帰るか
青
あ、うんッ
赤
千玖は家どこなの?
千玖
ん〜?
千玖
ここ〜!
千玖が指した地図を見ると俺の家の向かいだった
内心嬉しかった
青
僕たちの家の向かいじゃんッ
千玖
えッ!ほんとッ?
千玖
やった〜!
千玖
いつでも会いに行けるねッ!
正直千玖は毎日来そうで怖い
赤
うんッそうだね…
青
じゃあ帰ろ〜!
俺たちは家に向かって歩いていった
千玖と別れ、2人で家に入った
4人は遊びに行っているらしい
青
ただいま〜!
赤
ただいまッ
赤
俺、荷物片付けてくる
青
はーいッ
俺は荷物を片付けるために部屋に戻る
🚪
ドアを開けると綺麗な自分の部屋だった
誰かが毎週掃除をしてくれたのだろう
薬や刃物の確認をする
もし見つかっていたら今後どうなるのか分からない
机の2段目の引き出しを開ける
俺が配置している順番だった
誰も触っていないようだ
赤
ふぅッ
一息ついたあと、片付けを始めた
一通り片付けたあと、引き出しをまた開ける
かちかちかちッと音を立てながら出てくる刃物を
手首に当てて思いっきり横に引く
久しぶりの感覚でいつもより楽しく感じた
赤
えへへッ…
零れた声は心から楽しんでいる声に似ていた
これだけでは足りなかった
瓶を開けて一気に飲む
少し時間が空いた後、ふわふわしだした
赤
きもちッ…
ふらっと立ちくらみがして
そのままベッドに倒れた
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青
なんで言ってくれなかったのッ?!
青
もうッわかんないよッポロポロ
青
何がしたいのッ?ポロポロ
♡→200