テラーノベル
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あさひ
49
主
### 第1段階 ― 小さな異変 **症状** * 一日に1〜2回、軽い咳が出る。 * 咳のあとに花びらが1枚だけ落ちる。 * 喉に少し違和感がある。 * 普通に歩いたり話したりできる。 ダダドゥー卿は花びらを拾い、 「……これくらいなら問題ない」 と自分に言い聞かせる。 まだ、誰にも気づかれない。 --- ### 第2段階 ― 咳が増える **症状** * 咳が一日に何度も起こる。 * 一回につき数枚の花びらが出る。 * 特に朝と夜に症状が出やすい。 * 夜中に咳で目を覚ますことがある。 * 少し喉が疲れやすくなる。 「ゴホッ……ゴホッ……」 枕元に花びらが数枚。 ダダドゥー卿は急いで片付ける。 しかし、前より明らかに花びらが増えている。 --- ### 第3段階 ― 咳の後に苦しさが残る **症状** * 咳が数回連続する。 * 花びらに小さなつぼみが混じる。 * 咳が収まったあとも胸が重く感じる。 * 階段や長い移動で疲れやすくなる。 * 会話の途中で咳が出ることがある。 「ゴホッ……ゴホッ……」 「……少し、休ませてくれ」 ダダドゥー卿は壁に手をつく。 以前ならすぐ元に戻っていたが、今は休む時間が必要になっていた。 --- ### 第4段階 ― 体力が目に見えて落ちる **症状** * 朝から疲労感がある。 * 少し歩いただけでも咳が出る。 * 咳の回数と花びらの量がさらに増える。 * 花の模様が胸元に現れ始める。 * 以前より長く休まないと動き出せない。 「……今日は、少し動くのがきついな」 椅子から立ち上がるだけでも時間がかかる。 シリンジョンが異変に気づく。 「昨日より悪くなってない?」 ダダドゥー卿は答えられない。 --- ### 第5段階 ― 普通の生活が難しくなる **症状** * 咳が昼夜を問わず起こる。 * 一度始まると、しばらく止まりにくい。 * 花びらだけでなく、開きかけの花も出る。 * 会話が何度も途切れる。 * 長時間歩くことが難しくなる。 * 夜も症状で何度も目を覚ます。 「ゴホッ……!」 話していた言葉が途切れる。 「……待ってくれ。少しだけ……」 椅子に座って呼吸を整える。 以前できていたことが、一つずつ難しくなっていく。 --- ### 第6段階 ― もう隠せない **症状** * 咳が頻繁に起こり、休んでいても症状が出る。 * 花びらが一度に大量に落ちる。 * 大きな花が混じるようになる。 * 胸元の花模様が広い範囲に広がる。 * 少し動いただけでも強い疲労を感じる。 * 会話を続けることさえ難しい時間がある。 * 一人で症状を隠すことができなくなる。 深夜。 「ゴホッ……ゴホッ……!」 ダダドゥー卿は椅子に座ったまま、しばらく動けなかった。 床には大量の花びら。 胸元には広がった花模様。 そこへシリンジョンが駆け込む。 「ダダドゥー卿!」 ダダドゥー卿はしばらく黙ってから、ようやく言った。 「……もう、隠すのは無理だ」 第一段階では**「花びら一枚」**だった。 第六段階では、**症状が生活そのものを大きく妨げるほどになっている。** そして二人は、花吐き病の原因を探すために動き始める――。
コメント
2件
コメント1番最初だー うれしい
うわああんっ第2話もエモすぎるよ〜〜😭💕 ダダドゥー卿が症状隠そうとしてるの、もう胸がぎゅってなる…( ; ; ) シリンジョンに見つかって「一人で抱えないで」って台詞、めっちゃ優しくて刺さった…!花模様が浮かび上がるところも視覚的に切なくて綺麗だよ🌸 二人の距離、この先どう変わっていくのか続きが気になって仕方ない…!