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葵
静かな夜に葵のハイヒールの音と男の足音が響く
葵
葵
1時間前
葵
美沙
美沙
美沙
美沙
美沙
葵
葵
美沙
葵
美沙
葵
美沙
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
男
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵が1歩、足を後ろにやった
その瞬間
男がにたぁと笑い
ものすごいスピードで
走り始めた
葵
葵
葵
葵
葵
男が杖を使わずに
階段を1段とばしで
駆け上がってくる
葵
葵
葵
葵
男
葵
葵
葵
静かな夜に葵のハイヒールの音と男の足音が響く
葵
葵
男
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
閉まったオートロックのドアの外
男がにたぁと笑ってそこに立っていた
葵
葵
葵
安心しきった葵が 歩いてエレベーターに向かう
葵
葵
葵がエレベーターに乗り込む
エレベーターが音を立てて動き出す
1人きりのエレベーターの中
何も起こらず6階に着く
葵
葵
あの男に見られないように
体を屈め、壁に隠れながら移動する
ゆっくり…
ゆっくりと…
自分の部屋までたどり着いた葵
静かにドアを開ける
そして、その隙間に身を通す
静かにドアが閉まる
葵
葵
その場に座り込む葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
カーテンを閉めに行く葵
半分開いたカーテンの隙間
そこから見えた、1人の男
見覚えのある、杖をついた男
こちらを見上げていた
葵
葵
葵の足がガクガクと震えだす
その瞬間
遠く離れているはずの2人
その視線がピタリと合う
葵はそれを強く感じた
目が合ったまま、男が笑う
見えるはずの無い距離
だが、恐怖で研ぎ澄まされた 葵の感覚は
男の笑みをしっかり捉えた
シャッ
葵が慌ててカーテンを閉める
ドクン
ドクン
ドクン
自分の心臓の音が
葵にはハッキリと聞こえる
葵
その場にうずくまる葵
だが、あることに気が付いた葵が
またその体を起こす
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵
葵が叫ぶ声が部屋に響く