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そ ん な も ん だ よ .

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そ ん な も ん だ よ .

8 - 7 . / か い と う .

♥

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2024年03月20日

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伊崎 冬華

私の , 為 ???

五条 悟

これは彼奴に言うなって言われてた事だけどさ

五条 悟

彼奴は何かをする度に 冬華の為だー って笑いながら言ってた

五条 悟

辛い事も苦しい事も , 全てがお前が幸せになる為の物だと信じてしてたんだよ

伊崎 冬華

私 , 何も知らなかった

五条 悟

そりゃそーだろ ,

五条 悟

そんな恥ずかしい事彼奴が言えるわけねぇじゃん ?

伊崎 冬華

じゃあ ! じゃあ , 今回の任務も

五条 悟

そーだな , そう考えたのかもしれねぇ

伊崎 冬華

でもそれって , 私のために死んだって

伊崎 冬華

私が殺した , みたいに...

五条 悟

そんな考えは絶対するな

五条 悟

これから先お前 , 生きられなくなるぞ

五条 悟

多分彼奴はずーっとお前の事考えてたんだと思う

伊崎 冬華

そっかぁ ...

五条 悟

帰る気になったか ?

伊崎 冬華

うん , 一気に眠くなっちゃった

五条 悟

帰ろう

五条 悟

今日は俺の家に泊まりなよ

伊崎 冬華

なんでよ

五条 悟

少し目離したらどっか行きそうだからな

五条 悟

はー , 疲れた

伊崎 冬華

ごめんね 色々と

五条 悟

お前 , 強くなったな

伊崎 冬華

ふふ , でしょ

五条 悟

前だったら絶対 泣いてたな

伊崎 冬華

泣いていい , ?

五条 悟

当たり前だろ

そこから私は彼に手を握られながら泣いていた

彼の手は凄く暖かくて

優しかった

伊崎 冬華

う_

五条 悟

あ , 起きた

伊崎 冬華

おはよう

五条 悟

ん ,

五条 悟

なんでそんなにこにこしてんだ ?

伊崎 冬華

ずーっと見たかった夢の続きが見れたから

伊崎 冬華

やっと思い出したよ , 悟

伊崎 冬華

ありがとーね

五条 悟

なんか喋り方戻ってる

伊崎 冬華

昔のこと思い出したの , やっとね .

本棚が倒れてきた後 ,

寝不足で私は倒れてしまったらしい

ちゃんと寝ろと悟に怒られた

久しぶりに8時間も寝た

その8時間 , 私は夢を見ていた

高専時代の夢

私の姉が殺されて

真実を知って

彼の優しさに触れた

私の人生を変えた数日間

ずっと思い出せなかった夢の続きを見れた私は , もやもやした感情は完全に吹っ切れた

悟に使っていた敬語も無くなった

何故あんなにも大事なことを忘れていたのだろう

彼を好きになった瞬間の事を

伊崎 冬華

悟 ,

伊崎 冬華

次は私がお姉ちゃんの為に頑張るから

五条 悟

できるさ

もう二度とこの記憶は失わない

私の一番大事な思い出なんだから

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