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もう、全てがやばい 語彙力の消失
も し か し て 、 た っ つ ん だ け 生 き て じ ゃ ぱ さ ん だ け 逝 っ た な ん て な い よ ね 、 ?
俺は
小学生のときに
砂浜に捨てられた。
父に____、
Special episode One.
ザ─ザ───、
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
そう言って
俺と彼は靴と靴下を脱ぐ。
それから、
出来るだけズボンを上にあげて
海に足をつける。
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
今日の空はとっても綺麗で
星が美しく輝いていて
月も俺たちを見守ってくれていて
たっつん
じゃぱぱ
不安そうな俺に、 彼は笑顔を見せる。
なんだか安心した。
じゃぱぱ
たっつん
彼は俺に手を出してきて
俺は笑顔でその手をとる。
そして____、
手を上にあげ
海に潜った____。
バシャン___、
冬の海はすっごく寒くて
冷たくて
でも、嫌じゃ無かった。
段々俺と彼は下に沈んでいって
呼吸がしずらくなってくる。
苦しかった。
でもこれを耐えれば 楽になれる。
彼と一緒に逝く天国はきっと
これまでにないくらい 『幸せの場』 なのだろう。
俺はふと考える。
たっつん
ある夏の日
ミーンミンミンミン
ミーンミンミン
たっつん
たっつん
蝉が五月蝿い暑い夏の日。
俺はベランダで空を見ていた。
部屋には入らない。
いや、入れない。
今は男の人が来ている。
俺はカーテンに身を隠して
空を眺める。
俺には兄弟がいて
でも親が離婚したせいで もう会っていない。
俺は母の方に引き取られた。
たっつん
たっつん
服はずっと制服で
ご飯もまともに食べられない。
暴力はされないから 良かったと思うべきだろうか。
こうやって土日などの休日は
火傷するくらい熱い地面のベランダで男の人が帰るのを待つ。
休日ってのはほんとに地獄だ。
おはよー
おはよ〜、
朝の挨拶や、あくびの声が 教室に響き渡る。
たっつん
たっつん
俺に話しかけて来る人 なんて居ない。
こんな汚い俺に。
なんなら
俺への陰口が聴こえるくらいだ。
a
じゃぱぱ
たっつん
陽キャ軍団の笑い声が 耳にキーンとくる。
五月蝿い。怖い。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
陽キャ軍団の一人が 俺に話し掛けてくる。
たっつん
a
a
じゃぱぱ
a
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
辞めてくれ。
もう、俺に構わないでくれ。
じゃぱぱ
a
じゃぱぱ
じゃぱぱ
a
a
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
俺は小さい声でそう答える。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
翌日
じゃぱぱ
たっつん
翌日も、彼は俺に話しかけてきて
普通に会話を始める。
じゃぱぱ
たっつん
俺はゆっくり頷く。
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
そうだ、これが始まりだ、
これが彼との出会いだった。
それから屋上が二人の 集合場所みたいになって、
毎日話し掛けられて……、
……でも、俺は、
自分の家庭について 話さなくて____、
それから数日経ったある日、
じゃぱぱ
たっつん
休日を挟んだ 月曜日だからだろうか?
なんだかとっても心が苦しくて
痛くて、吐きたくて。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
俺の些細な変化に気づく彼に
俺を心配してくれる彼に
嘘なんて付けなくて、
でも…… 言葉にするのが難しくて、
だから……俺は言った。
たっつん
じゃぱぱ
彼に構って欲しい
助けて欲しい そんな感情無くて、
ただ、もう彼に 秘密事をしたく無かった。
彼は悲しそうな顔をしながら 言葉を放つ。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
そう言って彼は 涙を拭き取る。
たっつん
久しぶりに涙を流した。
初めて愛を感じられた。
嬉し涙だった。
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
でも……、でも、
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
彼の優しさが嬉しくて、
その優しさは俺には勿体なくて、
他の人に使えばいいのにと思う。
たっつん
じゃぱぱ
その夜俺、すっごい泣いたな。
なんで助けてあげられなかったんだろって、
でも、まぁ……
どうせしぬなら
大好きな人とがいいよね、
じゃぱぱ
たっつん
何だか一瞬強い衝撃が走る。
きっと波がきた。
それでも、しにかけでも
俺は生きてて、
人間って案外しににくいんだな と思う。
波の衝撃は思った以上に強くて
つよ……く、て……
意識が____、
意識が遠のいていく。
たっつん
たっつん
その中で微かに分かる。
じゃぱぱの手を握っていた
感覚が無かった。
左手が寂しかった。
♡1000⤵ Special episode two.決定。