僕らの世界作り

人間は

なんとなく起きて

なんとなく楽しい振りをしている

そう見えた

なんとなく、じゃなくて

心の底から楽しめる世界

なんとなく、という言葉を消す

そうしたらみんな、楽しい思いになると思ってた

その楽しいを作るのが勇者だと思ってた

でも、違ったのか？

じゃあ

勇者って、なんなんだよ！！！

学校で、1人浮いているやつがいた

虐められてて

そいつは学校を楽しめて無かった

俺は楽しめるように、、

こいつは根っから優しい、が溢れてた

なんでかって？俺は色んな場面を見てきたから

家までついて行って

送ったあと、君は反対方向に歩いて行ったよね

本当は用事なんてなかったんだね笑

優しいやつだな

ほかにも、

ほんと、優しいやつ

仲良くなりたいな

つい、口が滑ってしまった

きっと、君はこれ以上言ったら

俺が傷つくって思ったんだよね笑

だから、言うのを辞めたんだよね

キーンコーンカーンコーン

鳴り響くチャイム

あーあ丁度良かった所なのにな

放課後、俺は見てしまったんだ

え？俺？

君は、話したこともない俺を守る為に虐めを耐えてきたんだね、

なんだか胸が押し付けられてる感じがする

ごめん、ごめんね？

あの日から、あっという間に君が死ぬ日が来てしまった

助けてくれなかったんだよ！

、、、

確かに、助けてあげれたら君も、心の底から楽しめてたのかな

笑えてたのかな

一緒にいさせて？

今日から俺らの

人が楽しめる世界作りが始まった