玲の過去
使用人
□□様、玲様が泣いておりますのでs
□□
なんで私がそんな子を泣き止ませないといけないのよ!!
□□
あなたがやりなさい!
使用人
でッですが、□□様の方が玲様が喜ぶのでは…
□□
嫌よ!
第一、女なんだから術式なんて期待できないのだから触りたくないわよ
第一、女なんだから術式なんて期待できないのだから触りたくないわよ
使用人
しかし…
□□
そもそも、千波家に売ったのだからもう私の子ではないのよね
使用人
!? それは和樹様が許可されたことなのでしょうか!?
□□
知らないわよ
でもどうせ、和樹様も私の行動に賛成なはずよ!
でもどうせ、和樹様も私の行動に賛成なはずよ!
遥香の過去
幸泉当主
女だなんて本当に情けない
幸泉当主
男でないと意味がないと何度言ったら分かるんだ
◯◯
何よ、本家の方はお二人とも女性だというのに、性別を気にされてないじゃない!
幸泉当主
はぁ…それはあの人が生ぬるい考えをする方だからだ
第一、御三家の方々は男を望んでいるんだぞ!
第一、御三家の方々は男を望んでいるんだぞ!
◯◯
御三家の方々は家柄が良いからよ!
私達は幸家の分家なのだから、一般家庭のようなものよ!
私達は幸家の分家なのだから、一般家庭のようなものよ!
幸泉当主
なっ!?
私達があんな猿共と一緒にするのか!?
私達があんな猿共と一緒にするのか!?
使用人
遥香様、私どもと一緒に遊びましょうか
遥香
…(コクッ
幸サツキ
ユリ、急にお願いしてしまってごめんなさいね?
千波ユリ
大丈夫ですよ、それより…
この子達はサツキさんと彩夏さんが預かるのですよね?
この子達はサツキさんと彩夏さんが預かるのですよね?
幸サツキ
そうね
さすがに千波家の子どもとして預かるのはね…
さすがに千波家の子どもとして預かるのはね…
千波ユリ
そうですね。
「千波家」という肩書きが厄介ですからね
「千波家」という肩書きが厄介ですからね
幸サツキ
…そうね
この子達にどんな感情が向けられるか分からないものね
この子達にどんな感情が向けられるか分からないものね
千波ユリ
…どうせ、隠し子という噂が出ることが落ちですからね
幸サツキ
…そうね
ユリは、無理をしないようにしてね?
ユリは、無理をしないようにしてね?
千波ユリ
…分かってますよ
(本当に幸家の人達は、優しいですね)
(本当に幸家の人達は、優しいですね)
現在
千波ユリ
本当に可愛らしいですね(満面な笑み
千波ユリ
あっ、こっちの服も着てくれませんか?
遥香
あの、私達にこんなに服を買ってこなくても…
玲
そうですよ!
千波ユリ
あら、そうですか?
2人があまりにも可愛らしいから、ついつい買ってきてしまうのですよね~(シュン
2人があまりにも可愛らしいから、ついつい買ってきてしまうのですよね~(シュン
玲
ねっ、姉さん~(困惑
遥香
姉様、私達が姉様のその表情に弱いことを知ってますよね!?
千波ユリ
あら、なんのことかしら?
幸サツキ
あらあら、楽しそうね~
玲
お母様!! はい!楽しいです!!
幸彩夏
ふふ、遥香も楽しそうね
遥香
母様!!
はい、もちろんです!
はい、もちろんです!
千波ユリ
なんでしょうか…この天使は…
可愛らし過ぎます!
可愛らし過ぎます!
サツキ,彩夏「そうね~!」
主
遥香,玲の本当の両親と家柄についてと補足を説明します
樋口玲 ・時家本家当主の弟夫婦の子ども ・実の母親とは4~5歳の頃に一度だけ会っている ・玲の「優しくない人は、悪口を言うのですよ」 という言葉は母親に会った後にユリが言った言葉
□□
玲の実の母親
・禪院家の分家の人間
・男として生まれなかった玲を毛嫌いしている
(謎の集団に娘の命を捧げようとする程)
・術式が分かった後も「女だから」という理由で玲自身を否定している
・禪院家の分家の人間
・男として生まれなかった玲を毛嫌いしている
(謎の集団に娘の命を捧げようとする程)
・術式が分かった後も「女だから」という理由で玲自身を否定している
玲の実の父親
・時家本家の人間
・玲には興味がなかったが、娘を売られたと聞いて激怒した
・玲には興味がなかったが、娘を売られたと聞いて激怒した
幸遥香 ・幸家分家の子ども ・「女」という理由で否定されており、 両親のケンカを見ていた ・父親以外の人には可愛がられていた
幸泉当主
遥香の実の父
・幸家の人間
・女である遥香を毛嫌いしている
・まだ子どもがいない幸家本家に売りつけた
・幸家の人間
・女である遥香を毛嫌いしている
・まだ子どもがいない幸家本家に売りつけた
◯◯
遥香の実の母親
・幸家の人間
・遥香を大事に育てていたが、夫が遥香を本家に売りつけたことを聞いて
激怒した
・遥香が幸せに暮らしていたため、直接会いには行っていない
・幸家の人間
・遥香を大事に育てていたが、夫が遥香を本家に売りつけたことを聞いて
激怒した
・遥香が幸せに暮らしていたため、直接会いには行っていない