私の初恋

2025　.　7　.　21 新連載

nmmn ご本人様とは関係ありません ｼネタ、暴力、暴言🐜 メンバー数人女体化 苦手な方は🔙

今日、7月26日の午前2時

私、櫻井(さくらい)らんと親友の 暇(いとま)なつは肝試しに来ている

選んだ場所は心霊スポットで有名な廃病院

表からは入る事が出来なかった為、裏口から入る事にした

怖がるなつの手を引っ張り、私たちは廃病院の中へと進んで行った

なつは私の腕をギュッと掴み、ずっと離してくれない

お互い冗談を言いながら懐中電灯のライトだけで歩き進める

床には天井から落ちてきたであろうコンクリートの固まりや

手術に使うような道具が散らばっていた

ビクビク震えながら指を指す方へ目を向けると

血痕の跡があり、それは隣の部屋へと続いていた

ライトを向けたのは、なつが指を指して怖がっていた部屋だ

再びなつの手を取り、ドアノブを掴む

部屋に入ると、まさかの何も無かった

部屋は掃除されたかのように綺麗だった

部屋の隅々までライトを当てる

私たちは部屋の隅にある謎の物へと向かった

そこには大きい鏡と小さな収納家具が置いてあった

鏡には亀裂が入っていた

なつの言う事を無視して引き出しを開ける

そしたら…

目の前が急に光だし、

なつの声を聞いた瞬間、意識が途切れた

体を揺らされ、目を開けると

辺りは炎でいっぱいだった

そう言いながら、私の手を取る少年の声は

どこか聞き覚えのある声だった

手を引っ張られ、連れてこられたのは森だった

息を切らしながらも彼に問いかける

不思議そうに私の顔を見つめる彼を無視して再び質問する

日本とアメリカが " 戦争 "してるからだよ