/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ねぇ、いる？
悠真
なに？
悠真のアイコンの写真送って！
悠真
なんで？まぁいいけど
ありがとう！じゃあ行くよ？
悠真
どこに？
私屋上で靴を脱ぎかけた時に
悠真
うん
黒髪の先客に声をかけてしまった
｢ねぇ、やめなよ｣
口をついて出ただけ
悠真
なんの話してんの？
悠真
おーい
ホントはどうでも良かった
悠真
なにが？(*´-ω・)ﾝ?
先を越されるのが何となく癪だった
悠真
漢字分からねぇ
黒髪の子は語る
どっかで聞いたような事
悠真
なにが？
[運命の人だった]
[どうしても愛されたかった]
悠真
友達？
巫山戯んな
そんな事くらいで
私の先をこそうなんて
悠真
は？
欲しいものが手に入らないなんて
奪われた事すらないくせに
悠真
夏夜がなんかあったん？
話したららくになったって
三つ編みの子は消えてえった
悠真
ﾀﾋぬ子を助けたん？凄いね✨
今日こそはと靴を脱ぎかけたらそこに
背の高い女の子
悠真
次はどうした？
また声をかけてしまった
悠真
そこの学校ﾀﾋにやすいスポットなの？
背の高い子は語る
悠真
無視しようかな
（やめて？）
悠真
分かった
（進めるよ）
悠真
うん、うん？え？
クラスでの孤独を
無視されて、奪われて
居場所がないんだって
悠真
無言で見てようかな
（うん）
巫山戯んな！そんな事くらいで
私の先をこそうなんて
それでも家では愛されて暖かいご飯があるでしょ！
｢腹、減ったな( •̥ ˍ •̥ )｣
悠真
そうだね
そう言って背の高い子は消えていった
悠真
Yokattane！
ねぇ、やめなよ
悠真
え？何を辞めれと？
(๑¯ㅁ¯๑)なにお？
(๑¯ㅁ¯๑)なにお？
そうやって
ねぇ、辞めなよ
何人かに
ねぇ、辞めなよ
声をかけて
追い返して
私自身の
痛みは誰にも
言えないまま
悠真
なんかあったの？大丈夫？
初めて見つけたんだ
悠真
なにを？
似たような悩みの子
悠真
へぇー
何人目かに会ったんだ
灰色の上着の人
悠真
へぇー
「うちに帰る度に増え続ける」
「痣を消し去ってしまうため」
「ここに来た」
と言った
悠真
かっこいいね
口をついて出ただけホントはどうでも良かった
悠真
お前、そういう事言っちゃダメ
思ってもいない事
でも声をかけてしまった
ねぇ、辞めなよ
あぁ、どうしよう
悠真
？
この子は止められない
悠真
なんで？
私には止める資格がない
それでも
ここからは消えてよ
君を見てると苦しんだ
「じゃあ今日はやめておく」って
目を伏せたまま消えてった
悠真
良かったね
今日こそは誰もいない！
私1人だけ！
悠真
なんか元気だね
誰にも邪魔されない！
邪魔してはくれない
悠真
ねぇ、凪沙？
上着は脱いで
悠真
おい、話聞けよ
黒髪を染めて
悠真
今どこにいる？
背の高いは私は今から飛びます！
悠真
今急いで向かうから！
悠真
動くなよ(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷᷄๑)
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
