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HARDENBERGIA

第1話 - 2番目の話し合い手

2025年10月23日

#初心者だからつまんないかも....

#人外

#青春恋愛

#青春

#百合

#創作

Junno

トコトコ…トコ……

モブ1

お、おい！あの女の子……可愛くね！？

モブ2

やば……ちょ〜美人じゃん！！

モブ3

可愛い〜

モブ4

どうして帽子被ってるんだろ……？

ほのか

……(ちら…)

モブ2

うおっこっち見た！

モブ2

ワンチャン俺のこと好きなんじゃね？

モブ1

いや無いだろw

ほのか

……

ほのか

(ため息)

ほのか

怖かった〜…めちゃくちゃ見られてたし…

ほのか

きっと、コレをみんなにバラしたら

スっ(帽子を取る)

ほのか

大変なことになるんだろうな……

そこには、大きな黒いツノが光る

ほのか

えっと…

ほのか

鈴蘭穂乃果です。

ほのか

よろしく…お願いします。

先生

転校生の鈴蘭さんだ。仲良くしてくれよな。

教室がガヤガヤと騒ぎ始める

ほのか

(うっ…大丈夫だよね？)

ほのか

(……)

ほのか

(やっぱり、)

ほのか

(変……かな？帽子被ってる時点で……)

先生

はいみんな静かにー

先生

んーと、鈴蘭さんはあそこの席に行ってください。

ほのか

あ、はい

席に着く

ほのか

(まぁ、大丈夫だよね)

？？？

……

1人のクラスメイトがじっと見つめる

キーンコーンカーンコーン

ほのか

あ、次理科室に行くんだっけ

ほのか

せっかく隣の人に教えて貰ったしね

ほのか

準備しないと……

ほのか

まぁ、時間たっぷりあるし、ゆーっくり行こー

ほのか

(やばい、)

ほのか

こんなに早く授業が始まりそうになるなんて……！？

タッタッタッ

ほのか

早くしないと、遅れちゃう！！

タッタッタッ

さくら

え。

ドンッ

ほのか

あだっ

さくら

痛っ！！

ほのか

あ、すいません！！

さくら

あ、いえいえ……

キーンコーンカーンコーン

ほのか

はっ…！！

ほのか

ちょっと、ほんとうにやばいかも！！

タッタッタッ

さくら

いててて……

立ち上がる

さくら

あ……

さくら

あの子……

ほのか

うぅ〜……

ほのか

どーして初日で遅れちゃったんだよ自分！！

ほのか

本当に最悪……

ほのか

てか、あのぶつかっちゃった人、大丈夫かな？

ほのか

無事だといいけど……

トントン(背中を叩かれる)

ほのか

んー？

ほのか

あの、今は考えk

さくら

あ、

ほのか

ｷｬｱｱｱ！？

さくら

ええ！？ちょ

さくら

落ち着いてよ！

ほのか

って、あ、どうも

さくら

良かった…

さくら

今って、話せる感じですか？

ほのか

ああ、はい

さくら

よし、

ほのかの隣に来る

さくら

……あの

さくら

私の事、覚えてます？

ほのか

え？

さくら

あ、ごめんなさいこんな事言って

ほのか

えっえ？

さくら

いや、その

さくら

ほら、4時間目始まりそうだった時に君にぶつかった…

ほのか

あ、え！？君！？

さくら

え、逆になんで分からなかったんですか？

ほのか

いや、顔しっかり見てなかったから、

ほのか

後、あの時ぶつかってごめんなさい

さくら

大丈夫ですよそれぐらい！

さくら

あ、でそれで

さくら

私、貴方に言いたいことがあって

ほのか

え？

ほのか

ああっえっえーと！

ほのか

な、なななんでしょう！？

さくら

……その

さくら

貴方、人間じゃないですよね？

ほのか

……へ？

ほのか

えええっ？！な、なんでバレたの！？！？

さくら

あ、やっぱり

ほのか

え、な、なんかその……

ほのか

ちょ、ちょ、

ほのか

えーと、ちょ……

さくら

ちょ？

ほのか

超能力者！！？？

さくら

え全然人間だけど

さくら

いや、だって

さくら

貴方のその帽子…角で少し貫通してますよ？

ほのか

は…？

自分の帽子を触る

ほのか

あ、ええ！！本当だ、

ほのか

嘘でしょ…全然分からなかったんだけど……

さくら

……多分ぶつかった衝撃で破れたんじゃないでしょうか？

さくら

正直、頭になんか当たった気がして…

ほのか

え、その時から破れてるの…？

さくら

はい。そうです。

ほのか

え……じゃあ、てことは

ほのか

私気づかなくてそのまま授業に集中してたってコト！！？？

ほのか

ど、どどしよう！！みんなにバレてないか心配なんだけど！！

さくら

あーそれなら

さくら

帽子も黒で角も黒だし、以外とバレてませんでしたよ

ほのか

結構貫通してますけど！？

ほのか

ん〜……なら大丈夫か…

ほのか

(……あれ)

じっと見つめる

さくら

ん？

ほのか

(そういえばこの子、人間じゃない私のこの角を見ても何も動じない……)

ほのか

(普通なら私みたいな人が見たら怖がるのに……)

ほのか

(どうしてこの子は……)

ほのか

あの、名前聞いてなかったよね

ほのか

名前は？
私、鈴蘭穂乃果って言うんだけど、

さくら

あ、

さくら

私は、賀阿部紗倉って言うの！！

さくら

えと、中学1年生！

ほのか

お〜、後輩だ！

さくら

え！？あ、すいません！タメ口で話してましたよね！

ほのか

いやいや、タメ口でも全然構わないよ！

ほのか

あ、あのね

ほのか

話逸れちゃうけど……

ほのか

さくらちゃん…はさ

さくら

ん？うん

ほのか

その…私を見ても、怖くなったりしないの？

ほのか

なんていうかその……

ほのか

こんな普通じゃない子…恐怖心とか、そういうのは無い……？

さくら

……

ほのか

…。

さくらは、真剣な眼差しで少し笑った

さくら

確かに

さくら

人間の私は、

さくら

ほのかちゃんのような子と普通に接してるの、おかしいよね？

ほのか

あ、えーと、

さくら

…私さ

さくら

お母さんとお父さんが、研究をやってるお偉いさん？だったの。

さくら

元はね。今は就職先が見つかって普通に働いてるけど

さくら

お母さんとお父さん、どっちも私に優しくて、お金も沢山で、

さくら

私がオネダリした物をすぐ買ってくれたりしてくれてさ

さくら

素敵だったんだ。

さくら

でもね。私があの光景を知るまでは、そっちの研究だってことを知らなかったの。

ほのか

そっちの研究……？

さくら

うん。私が今までお母さんにやらされてた研究は

さくら

理科とかでよくやるやつとかね

さくら

でもお母さん達は、違う研究をしてたんだよ

さくら

私に内緒で

さくら

私が見た、お母さん達がやってた本当の研究はね

さくら

ほのかちゃんみたいな子達が、沢山居たんだよ。

ほのか

…え？

さくら

その光景見た時は本当にびっくりしたんだ

さくら

…だから私

さくら

ほのかちゃんと、普通に接してるんだと思う

さくら

見慣れてるから

ほのか

そう、だったんだ

ほのか

(さくらちゃん……)

さくら

そうだほのかちゃん

さくら

私も研究とかそういうのするのは好きなんだ！

さくら

あ、お母さん達がやってた事は別に好きでは無いんだけど

さくら

自分自身が研究してる部屋、いつか見せたいなって思って！

ほのか

え、！見せてくれるの！？

さくら

うん！いつかね！

ほのか

え〜✨️嬉しい！！

さくら

あははwそんなに喜んでくれるなんて……

さくら

こっちも嬉しいよ

ほのか

ふふっ

ほのか

(なんか、久々かも)

ほのか

(こうやって、誰かと話すの)

ほのか

あ、…ねえ

さくら

？

ほのか

あのさ、

ほのか

もし、さくらちゃんが良ければいいんだけど

さくら

うん

ほのか

私の家に泊まってくれる？

さくら

うん…ん？

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