桃赤
夢を見た。
日常にありそうな、
普通の夢。
俺と赤が夕方、二人きりでいつも通っている道を歩いている夢。
昼寝をしていたら、
いつの間にか時刻は17時。
俺は、もしかしたらと思い
勢いよく家からとびだし、さっき見た夢の道に駆けていった
ついた頃には
もうすでに体力がなく
疲れ果てていた
季節はもうすっかり冬で
すごく寒いのに
布の薄い服で来てしまった自分を少しだけ憎んだ
あたりを見渡しても
いなかったから
ゆっくりもと来た道を戻ろうとすると
誰かに肩を叩かれた
後ろを振り向くと
俺の大好きな人がいた
赤
暖かい服装をして
マフラー、そして手袋をしているキミをみて
無意識に顔がニヤついてしまっていた
赤
赤
桃
桃
夢に出てきて赤がここにいると思ってきました!
なんてことは恥ずかしくて言わなかった
赤
もともと寒くて鼻や耳が赤くなっていたのに
俺の言葉をきいてより赤くなったキミがとても愛おしかった
赤
赤
赤
桃
赤
桃
赤
そういって嬉しそうにしている赤
俺は赤にすごく甘いんだなと内心思っていた
赤
いつもは言われない言葉にきゅんとしてしまった
桃
俺は焼き芋を食べながら
横目でチラチラと赤をみる
たくさん口に頬張って
すごく美味しそうに食べる姿は
愛くるしくて
この姿を俺しかしらないと思うと
勝ち誇ったようだった
赤
桃
いきなり赤がいったもんだから
つい変な反応をしてしまう
桃
うそ。
本当はめっちゃ寒い
震える身体をずっと我慢させていた
赤
赤
赤
赤は、さっきまでまいていたマフラーを俺にまいてくれた
赤
上目遣いは反則‥‥//
無意識だろうけど
桃
赤
そして、またあるき出した
赤の家に送っていくまで、
二人で他愛もない話をしながら
歩いていた。
まるで
夢にいるのではないかと思うほど
居心地がよかった
また、
夢で見たような
きれいな夕焼けがあった
一生このままがいいのに‥‥
そんな思いなんて叶うはずもなく
いつの間にか赤の家についていた
赤
桃
桃
そういって赤にマフラーを返す
慣れた手付きでマフラーをたたんで赤に渡した
赤
桃
桃
そういって帰ろうとした
その時
赤は俺の服の裾をちょこっと掴んだ
赤
桃
赤
赤
桃
一瞬何を言われたのか理解できなかったが
理解した瞬間、とても胸が熱くなった
いままで誰からも言われなかった言葉に
きゅんとしてしまって
ただ呆然としていた
赤
赤
赤
そういい、赤は急いで家の中に入ろうとしていた
ここで逃がすわけにはいかない!!
そう思って
赤の腕を握った
赤
赤
かすかに赤の身体が震えた気がした
桃
桃
赤の耳元で言ってやった
赤を見ると
いままでに見たことがないくらい
顔を真っ赤にしていた
赤は、俺に勢いよく抱きついた
赤
赤
桃
桃
桃
赤
キミは、俺の胸に顔を埋めながら
小さな声で呟いた
end
以前放送で言ってたことを
書いてみました!!
なんか前より下手になったような、?
まあ頑張ったので良しとしますw
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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