放課後
ゼロス
ミケさん行きましょう
ミケ
え、あはい
生徒会執行部の会議は必ず参加してるけど 今日発売のBL本欲しかった
終わってからでも間に合うかな
ミケ
あのさ、
ゼロス
ん?どうしました?
ミケ
今回何の話かって分からない?
ゼロス
僕も分からないんですよね。
ミケ
そっか、
内容によって私達が準備しなきゃ行けない物も あるから聞いたけど やっぱり分からないよねー、
ゼロス
着きましたよ?
ミケ
あ、失礼します…
ミケ
あれ…?誰も居ない?
ミケ
誰も居ないのは_
唇に柔らかい感覚
ふわっと香る花の匂い
ミケ
?!
え、どうゆう事?
ミケ
な、なにするの?!
ゼロス
反応が見たかっただけです。
ミケ
は、は?
ミケ
せ、先生に言い付けるけど…?!
ゼロス
そんな事したら
BL本読んでる事を言いますけど?
BL本読んでる事を言いますけど?
ミケ
そ、それは
ゼロス
良いんですか?前みたいになりますけど
ミケ
そ、それは嫌だ…
ゼロス
BL本以外にも僕は知ってますよ
ミケ
?!
そう言うと彼はまたキスをしてきた
さっきのとは別に熱い口付けをしてきた
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ、
怖い、怖いよ…気持ち悪い。
ゼロス
ミケさん
ミケ
…気持ち悪い、
ゼロス
あの日の事ずっとトラウマなんですね?
ミケ
…もうあの日の事は話さないで
ミケ
何でもするから
ゼロス
“何でも”ですか
ミケ
何でもするから、お願いします…
ゼロス
…
ミケ
…もう思い出したくないの
ゼロス
分かりました
ゼロス
でも条件がありますよ
ミケ
な、なに…
ゼロス
放課後必ずここに来てくださいね
ミケ
…来なかったら…?
ゼロス
過去の事全て言うだけです
ミケ
…分かった
ミケ
放課後必ず行く。
ゼロス
あ、でも生徒会執行部の時は
ちゃんと参加するんですよ?
ちゃんと参加するんですよ?
ミケ
…分かったよ。
ゼロス
じゃあまた明日会いましょうね
気持ち悪い







