先生の事は苦手です

AM8:30

ここで誰もが思っただろう

ユナが言ってる通り

新しく来た担任の先生はものすごく顔面が良かった

きっと、校内一顔面がいいだろう

だが、喋り方でわかる通り

信じられないほど塩だった

周りも同じように

新しく来たユンギ先生の話をしていた

人気出るしモテるんだろうな~

とうとう化学の授業が始まった

私は楽しみと思っていない

なぜなら化学は大の苦手だから

ﾋﾟｯ

タイマーが鳴り小テストが始まった

軽く文字を見たが

何も分からない

化学反応式??ヘスの法則??

頭が痛くなる問題ばかりだが

とりあえず空白だけは避けたく、解答欄に適当に記入した

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

大丈夫じゃ済まない､､

ほとんど適当に埋めてしまった

翌日

うぅぅぅぅ終わった...><

どんどん名前が呼ばれて言ってるよ、

おっ、何も言わない

これはまさか適当な回答が全て正解だったのか、、

ﾍﾟﾗ

これは参った

あまりにも点数が低すぎて鳥肌が立った

今日は猛暑日なのに...

突然ユンギ先生が歩き出した

何かの確認かな?って思ったが

もう放課後勉強だというあの一言で苦手になってしまった

普通にやりたくない

私が自習したり化学が得意なユナに教えてもらえば良い問題なのに

わざわざ放課後残って教えてもらうって、

放課後

自習結構遠い、、

これは何も抵抗しない方がよっぽど早く終わりそうだ

なんかめちゃくちゃ理解出来る

こんなに分かるの初めてだ

本当は認めたくない

あまり好きではない性格だから

たけど本当に分かりやすかった

これが毎日続くって考えると脳が溶けちゃうけど

少しは頑張れるかも

ﾎﾞﾌｯ

うぅーん

ソファーはいい心地だ...

明日もか、

お母さんもそんなこと言ってるなら本気で頑張んなきゃ