あなた
見覚えのない所で目を覚ます。
あなた
そして記憶を遡る
あなた
あなた
※こんなに軽々と言って良いものではない
あなた
などと楽観的に考えていたのだが…
真人
あなた
あなた
だがここで怯むわけにもいかない
あなた
真人
真人
あなた
真人
あなた
あなた
あなた
あなた
そう考えている内に真人が言った
真人
あなた
想像とかけ離れた質問に拍子抜けする
真人
あなた
あなた
真人
あなた
真人
真人
あなた
真人
〇〇が言葉を遮って言う
あなた
真人
あなた
真人
真人
あなた
その瞬間、拘束を解いた〇〇が
あなた
真人に回し蹴りを食らわせる
真人
真人はくの字になり、吹っ飛ぶ
真人
真人
壁にめり込んだはずだが、すぐに起き上がり、腕を槍にして攻撃してくる
あなた
すかさず〇〇が避ける
真人
ところが避けた先に刃物が待ち受ける
あなた
腰を落とし、かろうじて避けることができたが
体勢が崩れ、そこをもう一本の腕に狙われる
あなた
そして体を締め上げられ
締め付ける腕から無数の針が生え、串刺しにされる。
あなた
空中に〇〇の血飛沫が舞う
真人
そう思ったのも束の間
〇〇の腕が光る。
真人
そして一瞬にして、〇〇を縛っていた真人の腕が焼かれる。
真人
腕が焼かれる痛みに悶える。
真人
あなた
〇〇は部屋の外へ走って行った。
部屋の外へ出ると
あなた
真逆の部屋があったのは下水道だった。
それも、地上に通じるマンホールが少ない下水道だ。
あなた
あなた
呪憶は、残穢の記憶を読むことが出来る。 そのため応用すると…
残穢の主がしていた行動を見る事もできるのだ。
あなた
そう思っていたのだが…
「助けてくれ!!!」
あなた
なんと、真人はここに私以外の人も連れ込んでいたのだ
あなた
向かおうとしたが、
真人
真人が追いかけてきた
あなた
だがそんなのお構いなしに攻撃を繰り出される。
あなた
真人は、さっきのような直接の攻撃ではなく、間接的な攻撃に変えてきた。
あなた
真人
真人
あなた
真人
〇〇は腕を振り上げて叫んだ。
あなた
真人
真人は構えるが
瞬きをしないうちに〇〇が走り去った。
真人
あなた
そして呪憶の通りに進む
あなた
ドアノブに手をかけるが鍵がかかっている
あなた
あなた
〇〇は扉を蹴り飛ばし、破壊した
あなた
???
彼も私と同じように椅子に縛り付けられていた
あなた
???
???
あなた
言っている最中に壁が破壊された。
そしてその衝撃で〇〇が吹っ飛ばされる。
あなた
真人
真人
あなた
あなた
真人
真人の出す槍を転がって躱す
あなた
そして彼を拘束する縄を引きちぎる。
あなた
???
咄嗟の事で立ち尽くす彼に槍が飛ぶ
あなた
ビシャッッッッッ
あなた
彼を庇った〇〇に太い槍が刺さる。
そして刺された部分と口から血が噴き出る
???
あなた
そして〇〇は膝から崩れ落ちた
あなた
体から血が抜けていくのが分かる。
一気に視界が霞む。
あなた
???
真人
吉野順平
あなた
吉野順平
あなた
あなた
吉野順平
あなた
そう言うと、〇〇がふらふらと立ち上がる
真人
あなた
〇〇の眼光には不動の光があった。
彼は死なせない。という光が。
吉野順平
吉野順平
あなた
真人
吉野順平
〇〇が言われた通り『其れ』を掴むと
あなた
凄い速度で引っ張られ、
そこの部屋を脱出することが出来た。
吉野順平
吉野順平
そう、〇〇が掴んだのは、順平の術式の『澱月』だった。
普通なら速度を出す事は出来ないが、脱出する機会を待ち、呪力を搾っていたため
凄まじい速度が出せた。
あなた
吉野順平
吉野順平
あなた
吉野順平
あなた
あなた
吉野順平
吉野順平
出口付近
吉野順平
吉野順平
そう言い、〇〇の方を振り返るが、
意識がなかった。
吉野順平
吉野順平
ここ…どこ?
「〇〇!!」
「嫌!死んじゃダメ!」
「起きろよ!!!」
恵…?野薔薇…?悠二…?
「頑張れ!!お前なら行ける!」
「〇〇!目覚ませ!!」
「おかか!!!』
真希さん…?パンダ先輩?狗巻先輩?
「お願いだから…起きてよ!」
それに…乙骨先輩…?
でも…ごめんなさい…
私、もう起き上がれないみたい…
『駄目!』
…誰?
『貴方はまだ死んじゃだめ!』
聞き覚えのある声、懐かしい声だ。
『まだやる事が残っているでしょう?!』
そうだ…私にはまだやる事が…
お姉ちゃんを…見つけるんだ…!
あ…れ…
私…生きてる…?
あなた
起きあがろうとしたが、痛すぎて諦めた
吉野順平
吉野順平
あなた
吉野順平
あなた
あなた
あなた
吉野順平
あなた
吉野順平
吉野順平
彼は真っ直ぐな瞳でこちらを見て、言った
吉野順平
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コメント
2件
乙骨だけ脳内再生余裕なの草