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ああ、もう、すごく好きなシーンだよ……。桜の木の下で風に揺れる髪と尻尾、言葉ひとつひとつに優しさが滲んでて。「俺、また会いたいです」って純くんが震える声で言ったところ、胸がぎゅってなった。獣人だからって怖がられる日常を抱えてる彼の切なさも、ちゃんと伝わってきた。また二人が出会えますように……続き、心待ちにしてるね🤍🥀
空が澄んだ日
俺はいつものように重い足取りで学校へ向かう
純
学校なんてつまらない
いつも何のためになるんだろうと思っていた
高3ということもあって周りは就職だの大学だの騒がしい
まだ何の仕事に就くか、どこの大学に行くかも決まってない
特にやりたい仕事もなかった
純
自分でもそう思う程だった
学校に行くまでの道を歩いていると一人の姿に目が止まった
桜の木の下で愛おしそうに桜を見上げている彼
いつもならどうでもよく感じるのに
俺は彼から目が離せなかった
それともう一つ
彼にはすごく美しい耳と尻尾があった
獣人?というやつだろう 俺もあまり分からない
涼しい風が吹く度に彼の髪と尻尾が優しく揺れる
純
俺は思わず話しかけていた
彼は顔をこちらに向けて大きく目を見開く
??
そしてまた優しい表情に戻り桜を見上げた
どこか安心したような顔で
??
彼は、なびく風に目を細めて言った
その動作に心臓がドクンと跳ねた
??
桜を見上げたまま彼がそう言う
少し切なさそうに呟く
純
彼は優しく微笑む
??
何も返せなかった
……あ、そろそろ学校行かなきゃ
彼は少し寂しそうな 顔をした
何故だろう
また話したい
気づけばそう思っていた
純
慣れないことを言ったせいか俺の声は緊張と焦りで震えていた
彼の目に少し、切なさが入った気がした
??
そう言うと彼は小さく手を振り去っていった
胸の奥がドキドキしてる
不思議な感覚
懐かしいような新鮮なような
純
声にならないような声でそう呟きながら俺は学校へ向かった
恋雨
恋雨
恋雨
恋雨
恋雨
恋雨
#ドラマ
シュメール
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