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海斗
この世界もすっかり変わっちまったな....
目の前には戦場で死んで行った人たちがいた
海斗
俺もあと少しでみんなの所に行くからな...
海斗
あと....10秒くらいか....？
海斗
こんないいヤツらと一緒にいれてよかったよ
海斗
なんでだろみんなに会えるって言うのに
海斗
....怖い。
海斗
痛いし苦しい
海斗
死ぬ時ってこんな感覚なんだな
海斗
死ぬならみんなと一緒にが良かったな....
海斗
すこしでも
海斗
本当に少しでいいから
海斗
みんなのためになれたのかな？
だんだんと意識が遠のいていく....
あぁ...最後くらい
海斗
（みんなと笑いたかったな...）
そう思うと同時に俺は意識を手放した
母
海斗!
母
あんたいつまで寝てるのよ？！
目を開けると俺の事を叩き起す母さんがいた
海斗
んぁ...？
海斗
あぁ母さんか
海斗
いいだろ休日くらい
母
あんた今日こそは戦艦の模型買うぞ！って言ってたじゃない
海斗
やべぇ忘れてた！
母
もう...
俺にとって残り10秒は最悪の10秒だ。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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