ふとした時に
夢で見た
昔の私のことを
朝起きてたら
私は泣いていた
初めは分からなかった
なんて生々しいあんな夢を見たのか
そんな経験をした訳でもないのに
でも私の記憶に初めからずっと残ってるものがある
それはある男性の顔だ
誰か分からない
でもなんか私に必要な人なんじゃないかって思ってるんだ
もしかして運命の人なんじゃないかって
そんな夢のあることも思ったりした
そんなことを考えながら
現在高校1年生
もうすぐ2年生になるという時期である
未来翔
あとちょっで高校2年生か〜
未来翔
えっ
イヌピー
えっ
変な空気が流れる
イヌピー回想
イヌピー
小さい頃から
イヌピー
ある女の人の顔が記憶の中にあった
イヌピー
なんでだろうって思ったけど
イヌピー
気にしなかった
イヌピー
いつか忘れるだろうって思ったけど
イヌピー
何故か忘れられなかった
イヌピー
今その人が目の前にいる
終わり
未来翔
あの
未来翔
私のこと知ってますか?
イヌピー
えっいや知ってるって言うか
イヌピー
記憶にあるみたいな
未来翔
私もなんですけも
未来翔
何か関係あるんですかね?
イヌピー
えっお前もなの?
未来翔
はい
未来翔
あなたの顔がずっと記憶の中にあるんです
イヌピー
何かあるのかも知れねぇ
イヌピー
はいこれ俺のメアド
未来翔
ありがとうございます。
未来翔
急いでるんで
イヌピー
ああ
2人とも何故か泣いていた
朝日が2人の顔を照らしいている