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苗字固定 ( 藤咲 | Fuzisaki
ネームレス
start
私は 少女漫画でいう , ヒロインの親友 。 脇役だろう 。
脇役である私は , 名前すら知られなくたっていい 。 空気のような扱いを受けるのが ,普通だから 。
今まで呼び出されたと思い , 内容を聞くと 全て 彼女の連絡先 。 彼女についてのことばかり 。
正直 うんざりだった 。
こんな捻くれた私でも , ヒロインの彼女は 純粋無垢な笑顔で 私と一緒にいる 。
慣れたことに , 下駄箱にひとつの手紙 。
” 放課後 空き教室 ○○○HR ”
場所と時間だけが 書かれた紙 。
いつものことだ , 早く終わらせて帰ろう 。
同学年でも , 上の学年でも 見たことがない顔だった 。
端正な顔立ちで , 一度見れば ずっと頭に残り続けるほどの 綺麗な顔 。
少しの沈黙 。 早く帰りたい という気持ちから 溢れた言葉 。
少しして , 彼の麗しい唇が 開く 。
ほら ,出た 。 またこの展開 。
彼は 私の言葉を遮った 。
hsrb.
hsrb.
そう 。 彼はヒロインでもない , 脇役の私を選んだ 。
ねえ ,どうして ? 何が目的なの ? 何が願いなの ??
綺麗な瞳に 吸い込まれていく感覚に陥って ,
hsrb.
hsrb.
星導ショウ 。
貴方は , 不思議な人 。
「 貴方は ふしぎなひと 。 」
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃