翌日。芥川は本気でクマを作ってやってきた。
中也
芥川
中也
芥川
太宰
中也
中也
いつにもまして図々しい。
太宰
芥川
中也
芥川
太宰
芥川
太宰
芥川は、ファイルを取り出しそこから一枚の紙を丁寧に引き出した。まぁまぁ絵になるなと思った。
太宰
和紙には 『桜弥』 と書かれていた。
太宰
芥川
芥川
芥川
芥川
中也
太宰
お礼をいいのはいいがもう少しバリエーションはねぇのかと思った。
太宰
太宰
中也
太宰
中也
私は明日から中原治になる!…といったが勿論同性婚はまだ認められていないので苗字が変わることはない。
と教えたら。見事に落ち込んだ。だから代わりに有るものを渡した。
太宰
中也
銀色の輪の真ん中にキラリと光る青いちいさな宝石
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
すると太宰の目が宝石のように燦めいた。すぐに消えてしまいそうなほどに強く。
太宰
中也
芥川
おっと。耐性のない二十歳まで照れてしまった。まだ仕事が残ってる様なので早めに帰らせてやった。
太宰
中也
太宰
3ヶ月後。
ボスの言う通り仕事が莫迦みたいに増えた。お陰様で徹夜は当たり前もう2ヶ月も家に帰れていない。育児は太宰に任せっきり
心底申し訳ない。
中也
中也
雑用から、組織壊滅の任務。端から端まで熟してやったが減らずに増える一方。一個解消するたびに一つ増える。
マフィアの人手不足は益々深刻に。幹部の太宰も育休のようなものだし。黒服の部下はどんどん減るし。
どんでん返しだ。
中也
引き取るものも引き取って後はマフィアの方に帰るだけのときにポケットの携帯が鳴った。
森さん
中也
中也
森さん
中也
森さん
森さん
中也
森さん
森さん
中也
2ヶ月ぶりに帰路についた。
時間は夜の10時
虫の音がちょっぴり聞こえる。
中也
中也
中也
中也
おかしい。返事がない。
中也
太宰
赤ん坊の鳴き声(夜泣き)と太宰の大きめな声がドアの向こうから聞こえた。
中也
太宰
太宰
疲れ果てた太宰が床に座り込んでいた。俺は数秒抱きしめて桜弥をあやした。
中也
太宰
太宰
中也
中也
中也
中也
太宰
コメント
10件
私も育てたい
私が代わりに育てましょうか?!?
中也さん!育児も家事も全て私がやるので家に置いてください! お願いしますっっ!!_| ̄|○