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#二次創作
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コメント
1件
うわ、このエピソード、めっちゃ引き込まれた…!白鳳の追い詰められた焦りと、幼い律花の異様な落ち着きの対比がすごく効いてる。それに「ノア」って剣が能力の片割れで自意識持ってるっていう設定、めっちゃ好み。黒い糸=縁を切るっていうビジュアルも鮮烈で、この先どうなるのか気になりすぎる。律花の能力説明も興味深いけど、物語の展開でどう描かれるか楽しみにしてるよ!
白鳳
琴葉が目を覚まさなくなってしまって、正直俺は限界だった いろんな治療の能力者、解呪の能力者、解読系の能力者、 様々手を尽くせども出る結果は「原因不明」
このまま琴葉は、俺の手をすり抜けて逝ってしまうのだろうか。 それだけは、いやだった。
いつも通り琴葉の見舞いに向かう、病院までの道のり。 今日は、少し違った
???
右腕の袖を小さく引っ張られる感覚と同時に、そんな声がした。 振り向けば、想像に違わず幼い…まだ5つであろう幼子が居た。
白鳳
自分の人相が悪い自覚はあるが、そのガキは、己を睨みつける大の男の目を、そらさず見続けていた。
???
その言葉が聞こえた途端にそのガキの肩を掴む。 かなり力を込めたはずなのに、顔をしかめもしないのを不思議に思った、けれど。
白鳳
???
白鳳
???
話にならない。5歳ほどだからまぁ当然か。 この年にしてはまだ利口な方だろう
白鳳
???
そのガキは、目をそらさぬまま頷いた。 正直あの時の俺はおかしくなっていたのかもしれない。 だが、琴葉を救えるかもしれないという一縷の希望に、たとえソレが千切れかけの蜘蛛の糸だとしても縋りたかった。
白鳳
そのガキの細い腕をひっつかみ、俺は病院へ駆け出した
白鳳
見慣れた琴葉の病室までの道のり。 いつもと違うのは、看護師たちの俺を見る目だろうか。 あの後、結局自分とガキの歩幅の違いに業を煮やし、ガキをおぶって走ったのだ。 変な目で見られもするだろう。 …そういえば、このガキ、妙に薄汚れている
白鳳
律花(幼)
あそこか。確か1年くらい前からきな臭くなってなかったか?
律花(幼)
白鳳
カラカラと乾いた音を立ててドアを引く。 ベッドの上で死んだように眠る琴葉が目に入った。
白鳳
…コイツを連れてきてなんだが、ガキに何ができると思い至る。 まぁ、手がかりだけでも分かればいい。
律花(幼)
白鳳
律花(幼)
そう言ってガキ…リツカは、空を指さした
白鳳
律花(幼)
律花(幼)
フ、っとこちらをリツカが見やる。 ハイライトのない木賊色が、自分を見つめる。
律花(幼)
そう言われて、違和感の正体に気がついた。 大人しすぎる。この年のガキは、もっと騒がしいものだろう。 達観しすぎていて、リツカが一体何歳なのかわからなくなった。
………それでも。
白鳳
その小さな背中に、琴葉の命運を、俺は背負わせた。
律花(幼)
キョロキョロと周囲を見渡し始める。 まるで、自分たちを見ている他の人間が居ないか確認するかのようだった。
律花(幼)
律花(幼)
リツカが両手を体の前に出す。 ゆら、と、リツカの影が揺らいだ。
律花(幼)
白鳳
揺らめく影から、夜闇よりも暗い色の何かが浮かび上がる。 その先端が影から離れたところで、それが一振りの、己の肩ほどまで刀身のある大剣であることに気がついた。
白鳳
律花(幼)
剣の名前を、剣自身が言っていた?
白鳳
律花(幼)
白鳳
訳がわからなくなってきた。剣は能力で?能力が自意識持って喋ってんのか??
律花(幼)
リツカは剣の鍔に嵌まっている、リツカの髪と同じ常磐色の宝石を触る。 すぐに手を離したが、その手にはゾッとするほど赤い糸を摘んでいた。 その糸は止まることなく宝石から出てきており、いつしか糸は一丁の鋏を作り出していた。
律花(幼)
ジョギン、と鈍い音がする。 閉じる動作をする直前の鋏の切れ刃の部分に、黒い糸が見えた気がした。
東雲(うp主)
東雲(うp主)
東雲(うp主)