最強ヤンキーはオタクくん

ゆあんや、どぬ、は… 深い俺の過去を知らない… 2人には、"嘘"を伝えてある＿

2人よりも…重く、酷い… 思い出すだけで＿苦しい

大切な人が遠のいて＿ 俺の居場所は、無くなるんだ…

うりだけは＿俺の深い過去をしっている、

体の弱いお母さんの看病をする毎日…

お母さんは、俺に謝ってばかり、

弱々しい顔で、俺を見つめる…

優しいお母さんが、俺は大好きやった、

買い出しをするため… お母さんの側を離れた…

買い物を終え…家に帰る、

＜ｺﾞﾎｺﾞﾎｺﾞﾎ

お母さんが、苦しそう… 部屋に急がないと、

ﾊﾞﾀﾝ

お母さんが、血を吐きながら 苦しそうな姿が目にはいる…

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

急いで、救急車を呼んだ＿ お母さんが助かるといいな、

病院の先生が、家に来てくれて＿ お母さんを運んでくれた…

＿手術後＿ 名前を呼んでも…反応がない、

やっぱり反応が、ない＿

病院の先生に、真実を知らされた… 内容が衝撃すぎて、 言葉がでない、

お母さんの死亡に、 俺はそのまま膝から崩れ落ち、泣いた

お母さんのお葬式は明日＿

俺はギターを手に持った男の子に、 全てを話した…

急に手を広げた…

驚きすぎて、、、固まった…

ｷﾞｭ…

あたたかい 温もりを感じた…

優しい言葉に…涙が溢れた…

その子の歌声は＿綺麗で、 透き通っていた…

今の俺の感情のような歌で、

また、涙が溢れた…

不意に笑ってしまった、

うりの言葉に、俺は救われた＿

1人で悲しんでいた、俺に声をかけ、 抱きしめてくれて、

うりは、俺の恩人…やな、