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肝試し

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肝試し

第1話 - 二話で終わる深夜にかいた物語

40

2024年06月15日

#創作

神音霊子←口調&名前迷い中

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神音霊子←口調&名前迷い中

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～夏休み～

M君

えっと、ここ…か。

Yちゃん

うっわ、いがいとふいんきあるなぁ…。本当にこんなとこ来ちゃって、良かったの？

霊子

うん！大丈夫だよ！もう、やばくなったら逃げればイーし！

S君

いや、楽観視しすぎじゃない？

霊子

お!なんや、びびっとんか？

S君

こんなかで二番目にびびりなくせに何いってんだか。

霊子

うっせぇ！さ、もうちょっと進んでみよう。あそこの地蔵、近くで見てみたい！

M君

たしかあれって手招き地蔵っていうやつだよね。手が勝手に動いたら帰り道は事故に遭うって言う都市伝説。何かのサイトに書いてあった。

霊子

へぇ、手招き地蔵ねぇ…。

S君

自分から行きたいって言ったくせに、どんな霊章があるかとか調べてきてねぇんだな。

霊子

だって、分かんない方がドキドキしない！？

Yちゃん

しないよ…。

霊子

地蔵前到着～！

S君

動くかな…。

地蔵

ｶﾞﾀｯ

M君

っ！

霊子

え、今…。

S君

動いた！今、絶対手動いたって！

霊子

じゃあ、帰りは皆気を付けるんだよ～

Yちゃん

余裕そうだなぁ！気を付けたところでどうにかなるものなの！？

霊子

うん！ほら、ちゃんと見てみなよ。お地蔵さまの指、私の後ろをさしてるんだ。

M君

後ろってことは…俺？

霊子

違う違う、でておいで、髪の毛ちゃん。

Yちゃん

え、髪の毛ちゃんって何？

霊子

え、私の背後霊　　ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ…。

Yちゃん

ひいぃぃぃぃ！状況悪化してない！？

霊子

大丈夫だよ！この子、いいこだから。ほら、皆に挨拶して。

髪の毛ちゃん

あ、髪の毛です(超高音

M君

ギャップー！

髪の毛で顔が見えず着物を着ている総称髪の毛ちゃんが高音で話しているのは中々カオスである。

帰り道

霊子

髪の毛ちゃん、何かあったら私たちを守ってね。頼んだよ。

髪の毛ちゃん

ﾊｲ,ﾜｶﾘﾏｼﾀ!

Yちゃん

髪の毛ちゃんはどうして霊子の言うことを聞いてるの？

髪の毛ちゃん

それは、私が霊子さんに救ってもらったかこがあるからでしてぇ…。

Yちゃん

えぇ…そうだったの！？

霊子

いや、嘘着くなよ。そんなことないわ。

髪の毛ちゃん

むぅ～…

髪の毛ちゃん

(救われたんだよ。誰にも話しかけてくれなかった私に貴方だけは話しかけてくれたから。)

キキィー！

髪の毛ちゃん

っ！はぁぁぁぁぁぁ！　　ﾊﾟｧﾝ!

髪の毛ちゃん

良し、弾けた！

ﾋｭｳﾝ

髪の毛ちゃん

あ、あれ、消えた…？

霊子

…。もしかしてこれって…。

髪の毛ちゃん

あの地蔵、事故を予言するんじゃなくて自分で起こそうとしやがった…。

Yちゃん

次回！髪の毛ちゃんVS地蔵様！