有那
ナデナデ
傑
グスッすい、ません、ボス、首領
有那
ううん、気にしないで!!
永華
それで?急に泣き出した理由は?
有那
あー、またそうやってド直球に話を進める〜!
お姉ちゃんの悪いところだよ!
お姉ちゃんの悪いところだよ!
傑
い、いえ、大丈夫です、話します、、
有那
そう?傑が大丈夫ならいいんだけど、、
傑
はい、ありがとうございます、ボス
傑
、、俺が泣いてしまったのは、
聖子の容姿を見たからなんです
聖子の容姿を見たからなんです
有那
聖子の?
傑
はい
傑
俺は、羊という反撃組織に
所属していたのは既にご存知ですよね?
所属していたのは既にご存知ですよね?
永華
えぇ、既に調査済みよ、
聖子の口からも出ていたしね
聖子の口からも出ていたしね
傑
俺たちはかつて、ホーリーナイトに
襲撃を受け、俺以外全員タヒにました
襲撃を受け、俺以外全員タヒにました
傑
でも、俺が生き残れたのは、
同じく羊に所属していた
女の子のおかげなんです
同じく羊に所属していた
女の子のおかげなんです
有那
ほぉー、、
傑
彼女は俺を庇ってタヒんでしまいました
傑
聖子の容姿が、その彼女の、
鈴菜(すずな)そっくりなんですっグスッ
鈴菜(すずな)そっくりなんですっグスッ
有那
そうだったんだ、、それは確かに
泣いちゃってもおかしくないかも
泣いちゃってもおかしくないかも
永華
、、美羽
永華
既にタヒんでしまった人間のことを引きずっても、
重りになるだけよ
重りになるだけよ
有那
ちょ、お姉ちゃん
永華
貴方は静かにしていなさい
永華
、、美羽、昔から僕は、
身近な人間がタヒんでも
あまり何も感じなかったの
身近な人間がタヒんでも
あまり何も感じなかったの
永華
でもね、たった"一度だけ"、あるの
永華
だから、少しだけなら分かる
傑
首領、、
永華
だからと言って、
ずっと引きずってたらいけなかった
ずっと引きずってたらいけなかった
永華
何故なら、それで僕の周りの
人達はどんどんタヒんでいったから
人達はどんどんタヒんでいったから
永華
どれだけ思っても帰って来ないものを
ずっと引きずってタヒぬなんて
かっこ悪いタヒに方を僕はしたくなかった
ずっと引きずってタヒぬなんて
かっこ悪いタヒに方を僕はしたくなかった
永華
だから僕は引きずるなと言っている
永華
美羽は僕が今まで教育してきた
部下の中でもとても優秀、
だからこそかっこ悪い
タヒに方はして欲しくない
部下の中でもとても優秀、
だからこそかっこ悪い
タヒに方はして欲しくない
永華
、、まあ、これは僕の勝手な解釈だけどね
永華
僕が美羽に言えるのはこれだけ
永華
僕は自分の分からないことは言えないの
永華
有那、あとは頼んだわよ
有那
あ、うん!
ガチャッ
有那
(、頼まれたけど、、)
傑
、、、、
有那
(これは、僕の出番いらないな〜)
怪奇犇めくこの街の、 個性光るフラワーズ。
次はどの花、 光る時かな──────
パタンッ(本を閉じる)
、、僕は消えぬよ"紫陽花くん"
君の願い、果たす時まで─────






