テラーノベル
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目を閉じると今でも鮮明に思いだす
10年以上前の記憶
俺が精神科の先生になると決めた出来事
K .
K .
K .
K .
K .
君は俺の幼馴染であり 、 初恋の人だった
K .
K .
たまに君がふにゃっと笑うその姿がとても愛おしかった
でも君は余命半年だった
K .
K .
K .
K .
K .
しばらくすると君は小さな寝息を立てていた
K .
繋がれた手をそっと離し 、 俺は病室の外へ出た
大きな入院患者専用総合エントランスに出てくる
ここは椅子やテーブル 、 自販機が置いてあって入院患者や医師 、 看護師の休憩場所で
お見舞いに来た人でも使える
俺は一直線に自販機の方に歩いていく
K .
君が好きなのみもの
でも人気だからかいっつも売り切れてて
君が寝てて来れない時でも俺は毎回確認しに来てる
K .
スボンのポケットから財布を取りだし200円自販機に入れる
いちごみるくをおして 、 お釣りのレバーを下げる
ジャラジャラ … と数枚硬貨が落ちてくる音が聞こえると同時に ガコン と いちごみるくがおちてきた
硬貨を財布になおし 、いちごみるくをとったので君の病室に戻ろうとした
その時
看護師1
K .
看護師さんの話で君の名前が出てきた
しかも移植手術をしないと永くないという
看護師2
看護師2
看護師2
看護師1
看護師2
看護師1
看護師2
看護師2
看護師1
K .
H .
H .
K .
K .
H .
H .
K .
H .
H .
H .
俺 、 そんな酷い顔してる … ?
H .
K .
なんでみんなこえちむをそんなめでみるの っ !!
K .
H .
K .
H .
俺が今行っても何も出来ない 、 か …
K .
K .
H .
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