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一条
五条
悟から渡されたご飯を食べていると、目の前からカメラのシャッター音が聞こえた
大方、悟だろう 。 そう思って悟に問い掛ける
一条
五条
やはり、思った通りだった 。 … 私を撮っていたということ以外
一条
半分呆れたように、撮っていた理由を悟に聞く 。
五条
可愛いから、ときょとんとしたような表情で答える 。 ? なのこっちなんですけど、と考えながらも、消すことを要望した 。
一条
五条
子供みたいに悟が駄々をこねる
一条
五条
五条
どうしても聞かない上に、さっき撮った私の写真を自慢げに見せてきた 。
それが何かむかついたので、悟から無理やりスマホを奪い取り、削除ボタンをタップした 。 只、消した時に又私の写真が流れてくる 。
一条
五条
私から目を逸らして、誤魔化すように笑う 。 そんな悟から、再びスマホへ視線を移し 、写真フォルダを見る 。
一条
五条
五条
一条
一条
実際、写真を撮られるのは余り好きではない 。 だけど、盗撮みたいに撮られる方が嫌だ
其の事を 、ぼそっと悟に告げる 。
五条
と 、語尾に ♡ が付いているような喋り方で抱き付いてくる 。
一条
五条
嗚呼、本当にこの人は …
長くなりそうだった為 、御馳走様、と声をかけて自分の部屋へと戻った 。
着替えと準備をしていると 、スマホが音を鳴らした 。
嫌な予感がしながらも 、スマホを開く
嫌な予感は的中 。
任務、という言葉が目に飛び込んできた 。
一条
補助監督さん
一条
必要最低限の言葉だけ交わし、スマホを急いで閉じる 。
一条
先程とは打って変わって、急いで荷物を纏める 。
戦闘に使う物、もしもの時の救急セット、、、
何時もの道具が入ったバッグを持って自分の部屋を飛び出した
一条
急いで降りてきた私を見て、悟が驚いた表情をする 。
五条
一条
足早に答え 、悟から離れる 。
玄関へ足を運んでいると 、後ろから「気をつけて」と、悟の声が耳に入った 。
くるっと振り返り、その声に返事をする 。
一条
其れだけ伝えて、その場を後にした 。
五条
兄がその事で悶えてるとも知らずに 。