美桜
し、心配って…!!
そ…
それよりさ!!
美桜
ねぇ私霊感とかないんだけど
美羽音
いやいやそれがさ。
美羽音
天国の神様が言うんだ。
大切な人を見守りなさいって
大切な人を見守りなさいって
美羽音
お前を見えるようにしてやる、ってさ。
美羽音
んで!
美桜を選んだわけよ。
美桜を選んだわけよ。
美桜
選択肢とかあるわけ…?
美羽音
うんうんっ!
あったの!!
あったの!!
美羽音
奏多くんとか、美桜とかー。
あとは零ちゃんとか!あとはあとは!純恋ちゃんもだしー。
あとは零ちゃんとか!あとはあとは!純恋ちゃんもだしー。
美桜
う、分かったから!!!
美羽音
奏多くん押さないの一瞬戸惑ったけど
美桜
え?
美羽音
だってさ。
仮にも私の彼氏だったじゃん?
仮にも私の彼氏だったじゃん?
美桜
あ、そっか。
…。
…。
美桜
でもでも!
私選んでくれて嬉しい。
私選んでくれて嬉しい。
美羽音
ふふっ!!
喜んでくれてよかった!!
喜んでくれてよかった!!
美羽音
あっ、私が見えるのは美桜だけだからみんなには内緒だからね。
美桜
あー、そういう感じ?
分かった。
分かった。
美羽音
そうだなー。
10日くらいはほかの幽霊と遊んでたから。
あとほぼ40日くらい!!よろしくお願いします!!先生っ!!
10日くらいはほかの幽霊と遊んでたから。
あとほぼ40日くらい!!よろしくお願いします!!先生っ!!
美桜
先生じゃないよ。
もー。
もー。
美桜
承知しましたよー。
美羽音
あははっ!
美桜ありがとう!!
さすが私の親友っ!
いや、大親友だね!!
美桜ありがとう!!
さすが私の親友っ!
いや、大親友だね!!
美桜
もうっ!!
キーンコーンカーンコーン
美桜
あっ授業5分前のチャイム!!
やばい!
やばい!
美羽音
一限は…歴史か。
盛岡先生優しいしいいんじゃない?ゆっくりで!
もっと話そー!
盛岡先生優しいしいいんじゃない?ゆっくりで!
もっと話そー!
美桜
だーめ。
先生は厳しくなくても通知表はつけるの厳しいんだから。
先生は厳しくなくても通知表はつけるの厳しいんだから。
美羽音
ちぇー。
さすが優等生ですねー。
さすが優等生ですねー。
美桜
授業中は話しかけないでね!
絶対だよ!!
絶対だよ!!
美羽音
はいはい。
分かってるって
分かってるって
美桜
ならいいけど。
夏乃
ねぇねぇ。
教科書忘れちゃって…。
貸してくれない?
教科書忘れちゃって…。
貸してくれない?
美桜
あ、全然いいよ!
なんなら机くっつけよー!
なんなら机くっつけよー!
夏乃
あ。うん!
ありがとう!
ありがとう!
盛岡先生
…であるからして。
このことをなんというか。
この問いを…花園!
このことをなんというか。
この問いを…花園!
美桜
…はいっ!!
美桜
えっと!
百姓です!!
百姓です!!
盛岡先生
正解だ。
次の問いをーーー。
次の問いをーーー。
夏乃
美桜ちゃんって頭よすぎ!
しかも可愛いとか天使じゃんっ!!
しかも可愛いとか天使じゃんっ!!
夏乃
私と交換してよー。
美桜
あははっ。
キーンコーンカーンコーン
盛岡先生
おっとチャイムが鳴ったな。
ワークの57ページ宿題な。
やって来るように!
ワークの57ページ宿題な。
やって来るように!
はーい
奏多
よっ、美桜。
美桜
あ、奏多。
男バス大変だね。
男バス大変だね。
奏多
そうなんだよ。
さっきだってさーーー。
さっきだってさーーー。
美桜
へー。
大変だったね。
大変だったね。
そういえば奏多は彼女を失って悲しくないのかな?