私はごく普通のJK、
には程遠い存在だ。
莉子
看護師
莉子
莉子
入院と退院を繰り返している私は今年からJKになったがまだ今年は退院出来てない。 だからもう3日で退院だったのに病気が悪くなったせいで退院できなくなって嘆いている。
莉子
看護師
看護師
看護師
莉子
学校に行けない私からしたらおんなじ高校生というのは貴重すぎる。病院の学校にも体調がいい日は行っているけど、ほぼ小学生でよくなることが多いから高校生はごく稀だ。いても3週間もあれば退院する。
莉子
するとドアからノックオンが聞こえた。
医者
医者
看護師
看護師
莉子
話し相手がいなくなった私はドアも開けたまま換気のため開いたっきりの窓と揺れるカーテンの奥から見える公園を見ていた。
莉子
いつもより心無しか小さい子が多い気がする。
勿論病院の子も居るが近所に住んでいる子も多い気がする。
莉子
そうつぶやき口角と目尻を落とし前を向いた。
風邪で揺れる髪の毛を耳にかけドア付近を見た。
誰か男の人のような女の人のようなミステリアスな雰囲気を感じながら少し笑いかけ一礼した。
すると奥から看護師さんの声が聞こえた。
看護師
看護師
そういった看護師さんは私の病室を指さした。
きっとさっき言っていた研修の子だろう。
フョードル
フョードル
フョードル
莉子
明らかに見た目も日本人ではなかったが改めて名前を聞くと絶対外人でびっくりしてしまった。
看護師
看護師
フョードル
フョードル
莉子
この子は私の話し相手になってくれるのだろうか。
そう考えると先が思いやられてしまうため考えないことにした。
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