遊郭幻燈記【iris】

本日はご来場誠にありがとうございます

開演に先立ち皆様にご案内申し上げます

・iris様の二次創作です

・苦手な方は退場をお願い致します

・背景が合っていない部分がございます

・優しすぎる目でご覧になって下さい

・御本人様とは全く関係ございません

・途中から他のメンバーも加わります

遊郭幻燈記

〜Prologue〜

夜の帳が下りると共に灯りが瞬く遊郭の街

艶やかな音が流れ出す

男の笑い声や盃を交わす音

そして遊女の鈴のような笑み

『寄ってらっしゃい見てらっしゃい』

『ちょいとそこの旦那』

『今夜の月が霞むような綺麗どころ』

『揃ってはりますわ』

『ほんの少しの寄り道で一生の一目惚れ』

『今夜だけの贅沢、明日には残らぬ夢』

『この椿屋で楽しみなさんせ』

そんな輝かしい灯りの中

ひときわ静かな座敷で

一輪の椿のような遊女が座っていた

ﾋﾟｼｬﾝ

戸を閉める音が冷たく響いた

俺しか稼いでないわけじゃないのに

水晶のように透き通って美しい肌

美しく畝りない弧を描くまつ毛

つんと高く細身な鼻筋

何かを閉じ込めているかのような紅色の瞳

いい夜ねぇ...

誰にも愛されてないかわいこちゃんの

深夜の面倒見るののどこが

『いい夜』なんだか

神崎璃楽（かんざきりうら） 通称　椿姫

椿屋遊郭の花魁である そのとても凛々しい顔立ちで 椿屋史上最年少の花魁に成り上がった この美しさを持ってなぜ遊郭働きなのか あまり素性は知られていないようだ

鏡翠奈恋（きょうすいないこ） 通称　恋椿

椿屋遊郭の元花魁である 精神病を患い若くして花魁の座を降りたが その美貌は未だ衰廃を知らない 精神病の理由は明らかにされていないが 後々にわかることであろう

To be continued…

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ここまで見てくださった皆さんありがとうございます！ また長期間空いての投稿ごめんなさい よければ♡やフォロー、コメントよろしくお願いします