僕たちは、誰も信用できない

(´・ω・｀)

～シャケ君side～

コネシマさんが呼んだだけで逃げるって

弱虫だな、僕…

それがきっかけでいじめられてたのかもな…

過去の僕を救ってくれた人は…

そう、彼もゾムのように、いじめを受けてたのである

ただ、一つ違うのは…

学年全員から

いじめられていた、という事

～小学1年生のシャークんです～

学校…いやだな

ガラっ(扉開けた音

　ばしゃん（水がかかる音

…やり過ぎだっちゅうの。 あーあ、頭良いってほんとやだわ

はぁぁ… まーた殴ったり蹴ったり されんのかよ。

…自分たちでできないって 本当、馬鹿なんだなw

もう、教室にいたくないわ。 屋上いくか…

彼は、落書きだらけの自分の机に鞄を おいて、屋上に行った。 他のクラスの奴らにもあったから 悪口を言われていた。

彼の今の気持ちを表すように、 冷たい雨が静かに降り注いだ。

彼は、いつの間にか眠りについていた…。

すみません＿＿＿＿

おーい＿＿＿。

起きてください

風邪ひくぞー

起きて

起きて

起きて

彼は、眠そうな顔で起きた

あ、いつの間にか寝てたんや

ひとだ…！殴られちゃう…！

信じても…いいのか？

嘘という可能性もあるし…

本当に信じても…？

初めて…初めて名前…あだなで呼ばれた!

彼は、全て話した。

初めて、同情してくれた… この人たちなら、信用できそう…

いつの間にか、自殺しようとしていた 気持ちは、無くなりかわりに 生きたいという感情が、大きくなった。

彼らは、シャークんの心の支えとなった。

現在

彼の目線の先には、彼が見つけた 秘密の海岸が、あった。

辛い時に、よく来ていた海岸だ。

波の音ええなぁ…。 辛い時よく来ていたんだけど、 当時のままの岸辺だな

波の音以外にも、魚や 鮫、サンゴ礁がここら一帯にあるんだよね

今を忘れさせてくれませんか？