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ワイ

どうもワイです

ワイ

お待たせしました

ワイ

第八話どうぞ

小平太

おっ、いたいた

小平太

シュン(千鶴を横抱きで回収する音)

小平太

待たせたな千鶴!

お鶴(女装した千鶴)

っ...

伊作

大丈夫!?怪我してない?

文次郎

この城無駄に広くて探すのに時間が掛かったぜ

仙蔵

全く、この私に手間を掛けさせるな

萌生男自

何だ!?

萌生男自

誰だお前たちは!?

留三郎

萌生城城主・萌生男自、“ブツ”とやらを頂戴する!

萌生男自

な、なにぃ?!

萌生男自

わ、渡さんぞ、“ブツ”だけは!(春画の山の前に立ちはだかる)

文次郎

ほぅ、それが“ブツ”か

仙蔵

大量の書物?

長次

書物に見せた何らかの情報か?

お鶴(女装した千鶴)

あ、それは、見ない方がいい...

長次

何か知っているのか?

お鶴(女装した千鶴)

...春画だ

お鶴(女装した千鶴)

とんでもなくキモイやつ

六年生一同:......は、春画!?///

留三郎

え、“ブツ”って春画のことだったのか?!

伊作

じ、じゃあこの書物の山は全部?!

長次

もそ...(物好きな殿様だな)

文次郎

んな訳ねぇだろ!

文次郎

ふざけてんのか!?

文次郎

本当の事を言いやがれ!!(袋槍の先端を男自に向ける)

萌生男自

ほ、本当なんだってば!

萌生男自

ワシのお気に入りの絵師に特注した最新刊が沢山届いたから、つい舞い上がっちゃって宴を開いてたところなんだよ!

萌生男自

それに中でもお気に入りの一冊に出てきた美女にお鶴が似ていたから、春画の再現をしようt-

ダンダァン!(萌生男自のたるんだ頬をかすめ撃つ男)

萌生男自

ひ、ひいいっ!バタン(ビビって意識を失い倒れる音)

お鶴(女装した千鶴)

それ以上言ったらコロス

小平太

(怒ったちょーじみたいだ...)

お鶴(女装した千鶴)

立花、焙烙火矢をありったけ寄越せ(圧)

仙蔵

あ、あぁ(あまりの圧の強さに適わず差し出す)

お鶴(女装した千鶴)

善法寺、お前も持っている分の包帯を寄越せ

お鶴(女装した千鶴)

油もあるのならそれも渡せ

伊作

いいけど、何に使うの?

伊作

怪我しているのなら僕が巻いてあげるよ?

お鶴(女装した千鶴)

まぁ見ていな

お鶴(女装した千鶴)

こうするんだ、よぉ!

千鶴は春画の山の上に油を染み込ませた包帯をばら撒くと、焙烙火矢に火をつけてそこへ放った

仙蔵

なっ!?

お鶴(女装した千鶴)

お前ら、火だるまになりたくなけりゃ城を出ろ!

ドォォン!!(焙烙火矢が爆発し、部屋が燃える音)

メラメラ...(城主の部屋が燃え盛る音)

※洋城となってますが気にしないでくださいm(_ _)m

お鶴(女装した千鶴)

おー、派手に燃えてんなぁ

仙蔵

梅園、あの距離でのあの火薬の量と油を染み込ませた可燃性のものは危ないだろう!

お鶴(女装した千鶴)

いいじゃねぇか助かってんだし

伊作

あ、あぁ、保健委員の皆が一生懸命作った古ふんどし包帯がぁ...

お鶴(女装した千鶴)

あぁした方がよく燃えるんだよ

お鶴(女装した千鶴)

...あれふんどしで出来てたのか?!

お鶴(女装した千鶴)

しかも使用済みの...?

文次郎

梅園、そこは深く突っ込まないでおけ...

小平太

あ、城主をあの部屋に置いてきちまったけど大丈夫か?

長次

何とかなるだろう、もそ

留三郎

なぁ、ブツの回収はしなくて良かったのか?

留三郎

一応課題だろう?

お鶴(女装した千鶴)

あんなもん持って帰ったら学園長ひっくり返っちまうだろ

お鶴(女装した千鶴)

いいんだよ、あそこで燃やしといて

お鶴(女装した千鶴)

(変態オヤジごと、な)

留三郎

そうか...

文次郎

もしかして留三郎くん、まさか春画一冊くらい欲しかったのか?w

留三郎

は!?違ぇし!

留三郎

俺はただ単に課題の回収を心配しただけだ!

留三郎

そう言う文次郎くんこそ、あの春画山ごと欲しかったんじゃなかったのか?w

文次郎

何でそうなるんだよ!

留三郎

そっちこそ!

仙蔵

二人とも、喧嘩は忍術学園に帰ってからにしろ

仙蔵

それと梅園、お前には帰ってから改めて聞くことがある

お鶴(女装した千鶴)

...あぁ、好きにしろ

お鶴(女装した千鶴)

ていうかそれは、この件を学園長に報告しに行く時に一緒に話すことになると思うけどな

仙蔵

...そうか

翌朝、学園長室にて-

学園長

梅園くん、昨晩の任務ご苦労だった

学園長

ところで、なぜ六年生たちがここにいるのかね?

文次郎

......

仙蔵

......

長次

......

小平太

......

留三郎

......

伊作

......

千鶴

任務中に彼らと遭遇し、今回の成果を共に得ましたゆえ、彼らにも情報を“全て”共有すべきだと考えました

千鶴

ですので、ここに連れてこさせて頂きました

学園長

なるほど

学園長

六年生の諸君には後で話を聞きたい

学園長

が、その前に千鶴。いや-

学園長

千世、話しなさい

千鶴

...シュルッ(頭巾と襟巻き(スカーフ)を外す音)

六年生一同:...!

千世

はい、学園長
(CV:小○未可子さん)

ベリベリッ(空間が一部破れる音(?))

乱太郎

ここで梅園先輩について

きり丸

俺たちが

しんベヱ

説明しまーす!

乱太郎

まずは容姿から!

乱太郎

きり丸

プロフィール紹介!

きり丸

名前:梅園 千世(うめその ちよ)
得意武器:南蛮銃(梅園先輩により改造済)
性別:女
年齢:18
性格:男勝り
星座:山羊座
血液型:O型
声優イメージ:小○未可子さん

しんベヱ

立花先輩や鉢屋先輩のように変装を得意としていて、潜入任務を主に受け持つプロ忍です!

しんベヱ

あと先輩が放課後にいつも何をしていたかと言うと、母校であるくノ一養成学校の学園長と忍術学園の学園長の文通の伝書鳩的な役割を負っていたそうです!

きり丸

手紙を渡すついでに、学園長同士お互いのことを報告させられていたんだとか

千世

あぁ、その通りだ

千世

ったく二人して人を鳥扱いしやがって

千世

ヘムヘムにでもやらせりゃいいのに

ヘムヘム

へ、へムゥ!?

千世

そういえば、最初は怖がらせちまって悪かったな

きり丸

いえいえ~、今回の人物紹介のアルバイトの給料弾んで下さったら、どうってことないっすよぉアヒャヒャヒャ(¥∇¥)

千世

任せな、報告が終わったら美味いと評判の甘味処に連れてってやるよ

しんベヱ

え、本当ですかぁ!?

しんベヱ

わーい楽しみぃ(*´﹃`*)

乱太郎

もう二人とも...

千世

乱太郎、お前にも走りの稽古つけてやるよ

乱太郎

本当ですか!?✨

乱太郎

約束ですよ!

千世

おぅ!

乱太郎

と、こんな感じで気前のいい人でもあるんです!

乱太郎

では先輩

乱きりしん:ゴチになりまーす!/毎度ありー!

文次郎

梅園 千世...

仙蔵

18歳...歳上!?

長次

女性で、プロ忍…

小平太

男勝りな性格...

留三郎

山羊座、O型...

伊作

中○悠一、小○未可子...

千世

今まで黙ってて悪い

千世

だが、これは私を試すためのものだったんだ

仙蔵

試す?

千世

私の変装がどこまで効くのか、とな

千世

今まで潜入してきた所で、ここのように何かを学び切磋琢磨し合うような環境はなかった

千世

だからここに生徒として潜り込んで、上手くできるかどうかを試していたところなんだ

伊作

なるほど...?

文次郎

潜り込むというよりは、結構浮いていたけどな

千世

し、仕方ねぇじゃん!

千世

あの大川平次渦正さんの前となると、変に緊張して上手くなり切れないんだよ

千世

そしたら、傍若無人がいつの間にか出来上がってて、もう後に引けなかったし...

六年生一同:......(可愛らしい人だな...)

小平太

だが、私は戦闘の仕方がカッコイイと思ったぞ!

千世

留三郎

確かに、南蛮銃を自在に操って戦えるのは憧れるな!

留三郎

前に受け取った南蛮銃、バラしてみたけれど構造がイマイチよく分からなくて、元に戻せずじまいになってしまったし...

留三郎

あんなふうに銃を弄れる器用さも凄いです!

仙蔵

あなたの使う弾薬は、普通の南蛮銃の弾薬とは違いますし、火薬に精通している私としても興味があります!

伊作

調合をする上で、火薬も薬草も豊富な知識が要る。あなたはそれを持っている素敵な人だ!

長次

もそもそ、もそ(火器やカラクリ、戦闘などについての知識が豊富なところ、尊敬します)

文次郎

計画が変わっても最後までやり遂げようとする芯の強さ、尊敬します

千世

急にどうしたんだ、お前ら

仙蔵

我々はもっと、あなたの忍術学園の生徒としての姿を見たい!

仙蔵

だから-

六年生一同:もっとここに居てください!

千世

んな事言われても、次の任務がもう入ってるんだ

千世

私はもう行く

六年生一同:ええっ!?

千世

大川平次渦正さん、短い間でしたがお世話になりました

学園長

うむ、たまには顔を見せに来なさい

学園長

向こうの学園長さんと一緒にね♡

千世

(仲良いな学園長たち...)

千世

お前ら、達者でな

千世

シュン(姿を消す音)

文次郎

あっ、待ってください!

仙蔵

千世さん!せめて四半刻だけでも!

長次

もそ!

小平太

千世ー!

留三郎

千世さん!俺にも稽古つけて下さい!

伊作

千世さん!調合のコツを-わぁぁっ!(不運の音)

終わり

忍術学園に転校生が来た!の段

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コメント

3

ユーザー

時系列などはバラバラになっちゃうと思いますが、良かったら読んでみて下さい。では(・ω・)ノシ

ユーザー

いつものごとく文字数ギリギリだったのでコメント欄にて失礼します。 最後まで読んでくださってありがとうございました!本編としては最終話ですが、この後学園長の思いつきの如く夢物語をこのお話に投稿していく予定です。

ユーザー

ちなみに、千世さんは学園を去る前にちゃんと乱きりしんに甘味をご馳走し、アルバイト代を支給しましたとさ。

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