ゾム
(俺は、ゾム。我々国幹部で暗殺部隊隊長だ。)
ゾム
(自分で言うのも何だかおかしいが、脅威と恐れられているほど強い…らしい)
ゾム
(その才能を見込んで、a国が俺を引き抜くための手紙を送ってきた)
ゾム
我々国幹部、暗殺部隊隊長のゾム様へ。我々の国に来て欲しい。そして仲間になってもらいたい。君に拒否権はない。YESと言わなければ君の国に我国独歩戦争になるだろう。勝ち目はないと思え。ではa国で待っている。という内容だった
ゾム
(みんなに迷惑はかけられない、だけど……。俺がスパイという噂を広めればみんなは俺を取り戻しに来ない……みんなに迷惑がかからない……よし、そうしよう)
ゾム
(そして俺がスパイだという噂を流した……予想の通りみんなは俺に強く当たってきた。まぁ、裏切りには厳しい総統がいるからだよな……)
ゾム
暇やなぁ〜エミさんっ!(わざと嫌われるために近づく)
エーミール
はぁ〜……近づかないでください。スパイなのによくちかづけますね?早く祖国に戻ったらどうですか?
ゾム
あ、あはは〜……スパイやないでぇw酷いなぁ〜エミさんは〜w(ゴメンなエミさん……;;)
エーミール
はぁ……(呆れたような目で見て、歩いていく)
ゾム
っ……(仲間にこんなこと言われただけでこんなんになるとか、アカンな俺……まだ他のメンバーの所にも行かなかん……)あれは……鬱か……鬱先生!(そういい肩に手を置く)
鬱先生
なんや?仲間やないねんやろ?お前?触らんといてもられるかな?(肩に置いてあるゾムの手を払い除ける)
ゾム
な、何言うてんのだいせんせー……仲間やん!(無理に笑う)ゴメンな〜、勝手に触って(やばい……ほんとに…メンタルが…)
ゾム
シッマ!シャオロ〜ン!何してんの?訓練?俺もやってええ?
コネシマ
は?嫌に決まってるやろ。なんで来んの?よくみんなの前に顔出せたな
シャオロン
いやいや、なんでお前を入れなかんの?1人でしといたらええんちゃう?
ゾム
あ、ゴメンな〜……邪魔やった?また今度一緒にやろなぁ〜?(あぁ……俺もうダメかもしれへん……)
ゾム
ペ神!ロボーロ!暇やなぁ……遊んでーや
ロボロ
は?なんで、てか、お前まだおったんか、早く出ていったら?
しんぺい神
はぁ〜……え?まだ居たの?俺、お前のこといらないから、出てったら?
ゾム
そ、そっかぁ〜……今二人とも機嫌悪いねんな?じゃ、また後で遊んでな?(……もう……)
ゾム
グルッペン!トントーン!なんかすることない?
トントン
…………(無言)
グルッペン
じゃあこの国から出ていって欲しい……早急に
ゾム
っ……?!(俺が、1番言われたかった言葉、なのに、なんでだろう、涙が出てくる。隠さなきゃ……)
ゾム
これで……ええんや……もう……(そう言うと俺は、a国に向かった)
敵国総統
やぁ、ゾムくん来てくれてありがとう
ゾム
どうも……
敵国総統
早速だが、そこの椅子に座ってくれ
ゾム
え?椅子?(見るとその椅子は拷問用の椅子だった)
敵国総統
さぁ、早く(ゾムをつかみ無理やり座らせる)
ゾム
やだぁ……!!!助けて!!!
敵国総統
はっはっはっw助けなんて誰も来ないよw(言いながらゾムに注射を刺す)
ゾム
うわぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!やだやだ!!!助けて……!!!(痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い!!!)
敵国総統
あははははw面白いねぇw
敵国の総統は俺にたくさんの注射、ナイフ、銃などで気づつけていった
ロボロ
『至急!!!会議室に集まるように!』
鬱先生
んー?どうしたんやロボロ?みんな集めて
ロボロ
そ、それがな……ゾムの事やねんけど……
コネシマ
なんで今更ゾムのことなんて話すんや?必要性が感じれんで?
ロボロ
ち、違うねん……俺たちゾムのこと勘違いしてたんや……これ見て……(ゾムの部屋にあった手紙を見せる)
シャオロン
な、なんやこれ……なんでa国から手紙が……?しかも引き抜きってなんやねん!拒否権がないってなんやねん!
トントン
a国はな……俺達の国より遥かに強いねん……勝ち目がないんや……だからゾムは自分が身代わりになって俺たちを守ったんやと思う……
エーミール
あぁ〜……私はゾムさんになんて酷いことをしてしまったのでしょう……ごめんなさい……;;;;
ロボロ
調べたんやけどな……その国……拷問とかしてるらしいねん……だからゾムは今頃……ウゥ……;;;;
グルッペン
なんだとっ?!至急!!!a国へ行き、ゾムを連れ帰るんだ!a国は潰して構わない!むしろ潰してこい!!!!!!!!!!!!!
グルッペンの怒りの声に続き、みんなの目からは怒りが見えてくる
敵国総統
あははははwゾムくんw誰も助けに来ないねw来るわけないけどww
俺は、あらゆる所を銃やナイフで傷つけられ、たくさんの薬品を入れられた……もう……
でも俺は、もう限界が来た、その場で重たい瞼を閉じた
何か声が聞こえる。でもなんて言っているかは分からない……
俺は、目を覚ました……天上は真っ白。あぁ……ここは我々国の医療室か……俺は……なんてことをしてしまったのだろうか……
ロボロ
『ゾムが目を覚ました!!!医療室に来るように』
扉の開く音がして、見てみると、そこには俺の大好きなみんなが居た……
ゾム
ウゥ……;;;;ぐずっ;;;;……ごめんなさい……;;;;
コネシマ
ゾム!お前1ヶ月も寝てたんやで?!?!大丈夫か?あの……ごめんなひどい事言って……
シャオロン
ほんとにごめんな……ちゃんと知らんのにお前のこと悪く言って……;;;;
みんなからの言葉が降ってくる……最後は俺がとても尊敬している我々国の総統……
グルッペン
ゾム……お前に命ずる……この国から…いや、俺たちから離れないでくれ……;;;;グスッ・;;;;
ゾム
「ハイルグルッペン!!!」
このことがあってからみんなはゾムに甘々になりましたとさ…