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4件
Dom🎹×Sub🙂⑤
話はとんとん拍子で決まっていき
二人はルームシェアの話が出て
一ヶ月後には引っ越しした
ただし当初の計画とは違い ルームシェアではなく
小さな家を借りて シェアハウスする事になった
これはアパートなどの 集合住宅に移り住んでも
どこにDomが 住んでいるかわからない以上
Glareの脅威を避けられないからだ
その点、シェアハウスなら
隣の家にDomが住んでいても 部屋を移動すれば避ける事ができる
それに周辺にダイナミクス性の人間が 住んでいない事も確認済みだ
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
Akiraとシャークんには 真っ先にシェアハウスの件を伝えた
何ならピヤノたちの家で 実写の撮影もしようと言うことになった
ピヤノ
スマイル
二人は各々 自分に宛がわれた部屋へ向かった
スマイルはワクワクしていた
新しい生活は不安があるものの
誰かと一緒なら それも楽しみに変わるものだ
荷物の荷ほどきをしながら スマイルは作業に没頭した
ピヤノ
ピヤノから声をかけられて スマイルは顔を上げた
ドアを開けると そこにはピヤノがいた
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
スマイル
廊下に出ると カレーの良い匂いが漂っていた
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
スマイル
階段を下りてリビングに向かうと そこには当然、何もなかった
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
スマイル
簡易的なタオルの上に 洗った食器が置いてあり
スマイルはご飯をよそって カレーをついだ
二人分の準備をして 冷蔵庫を覗くと
ちゃんとお茶もあった
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
スマイル
二人はリビングの床に座って 手を合わせた
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノはタブレットを取ってくると 適当な動画を流し始めた
ピヤノ
スマイル
スマイル
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
スマイル
食事を終えると ピヤノは先にお風呂に行き
スマイルは洗い物を始めた
ピヤノ
ピヤノ
お風呂からあがってきたピヤノは ゆったりとした白いTシャツを着ていた
スマイル
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
スマイル
リビングには 大量の段ボールが置かれている
ある程度の私物は分別したが それでもまだまだ段ボールがあった
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
扇風機の柄が入った段ボールを 取り出して
スマイルはそれを組み立て始めた
10分程度で組み立てると
スマイルはそれをコンセントに繋いで ピヤノに向けた
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
お風呂から上がると ピヤノはリビングにいなかった
スマイルは少しだけ扇風機に当たると 自分も部屋に戻った
寝る前に歯磨きをしていると ピヤノがやってきた
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
歯磨きを終えて部屋に戻ると ピヤノもついてきた
スマイル
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノとスマイルは 部屋の中央でお互いに立っていた
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
ふわりと乾いたばかりの髪が撫でられて
胸の内に広がる幸福感に スマイルは目を細めた
ピヤノはスマイルの手を握ると
ベッドまで移動して そこに腰をかけたので
スマイルもその隣に座った
ピヤノ
スマイル
スマイルはピヤノの肩に 自分の頭を置いた
ピヤノは気を良くして
スマイルの方を向くと 両腕を広げた
ピヤノ
スマイル
少しだけ 戸惑った様子を見せたスマイルは
きゅっと口を結ぶと ピヤノに抱き着いた
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
触れて褒められると 胸を満たす幸福感がさっきとは段違いだ
自然と熱い溜息が漏れて スマイルはピヤノの肩に額を置いた
ピヤノの手がスマイルの背を撫でる
スマイル
ふわふわとした思考の中で スマイルはぎゅっと目を瞑った
毎日のように ピヤノを呼び出して会っていて
その最後にいつもピヤノは コマンドを出して褒めてくれる
Playと呼べないような 小さなやりとりで
二人はダイナミクス性の欲を 発散していた
だからピヤノとこうして 触れ合うのは
ピヤノが スマイルの家に来た時以来だった
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
ピヤノがスマイルの背を撫でる
びくびくと身体が震えて ピヤノの手に合わせて背筋が伸びる
スマイル
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
スマイルはとろんとした表情を浮かべた
スマイル
スマイル
あり得ない事を言った
サッと背筋が凍って スマイルは勢いよくピヤノから離れた
スマイル
スマイル
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノはスマイルの両手の指を絡め取り
ぎゅっとその手を握って 離れたスマイルに近付いた
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノの声は優しかった
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
そのまま近づいてきた ピヤノから離れるように
スマイルはベッドに倒れて
ピヤノはそのままスマイルの両腕を シーツに押し付けて
ベッドに横たわったスマイルを 上から見つめた
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
ピヤノ
これは遊び
本気じゃない
全部全部ピヤノのせい
スマイルは何も悪くない
ピヤノは指をゆっくりと離した
スマイル
握られていた手の温もりがなくなって
スマイルはその温もりを名残惜しんだ
スマイル
スマイル
離れたピヤノの手は スマイルの頭を撫でた
ふわふわと優しく撫でられて
スマイルはぼうっとピヤノを見つめた
その視線に気付いたピヤノは 頭を撫でていた手をゆっくりとおろして
スマイルの額に触れて
そのまま目元を撫でて
頬に手を添えた
ピヤノ
スマイル
スマイルはピヤノの手に すり、と擦り寄った
ピヤノの背筋に悦びが奔った
ピヤノ
ピヤノ
スマイルにはまだピヤノに対して どこか遠慮があった
その遠慮を払拭することができた
スマイルは今心から ピヤノに身を委ねている
その事実が こんなににもピヤノを喜ばせる
ピヤノ
ピヤノ
スマイル
ピヤノ
スマイル
スマイルはピヤノの手に 頬を押し付けて首を傾げた
スマイル
ピヤノ
ピヤノは微笑んだ
ピヤノ
そうだ、全て正解だ
スマイルはピヤノの意図を汲み取った
これはPlay
これは遊び
これは冗談
これは本気じゃない
スマイルは自らの望みを ピヤノが望んでいると言う
そう言ってしまえば ピヤノが全て責任を負ってくれる
ピヤノはそうして スマイルをドロドロに甘やかした